2022年2月21日(月)
独立開業をめざすサラリーマン、OL、主婦、学生、開業間もない起業家(5年以内)などを対象に「夢に挑戦・めざせ起業家」をキーワードに、半田・常滑商工会議所と、知多半島内商工会が主催となり、3市5町を得て開催しました。
◆立志編
講師の㈱トライフィットの渡辺好唯氏から、起業家の心構えや基礎知識、起業に向けたプランの作成、起業に向けての頭と心の整理、明確な意思づくり等について、自身の起業体験とそのデータを踏まえ、多くの事例を交えた講義がありました。その他にも、信用保証協会の創業者保証制度についての講義、開業資金、労働保険加入の重要についての講義が行われました。特に、創業に向けて資金調達方法を考えている受講者にとって非常に有意義な情報であり、真剣に聞く様子がうかがえました。
創業者事例発表では、過去に本セミナーを受講した起業者より、現在の事業内容や、きっかけ、準備時における各種制度の利用状況や、商工会議所・商工会の活用方法などについて、説明がありました。
◆実践編
立志編に続き、㈱トライフィットの渡辺好唯氏を講師に、3日間合計18時間で開催しました。利益を上げる事やビジネスプラン作成作りのコツ、経営者として仕事、経営理念・社訓、営業戦略、決算書の見方、目標が決まったら行動、アイデアを出すコツ等の説明がありました。まずは自身で考え、考えをアウトプットし、講義で確認をとる流れで進められ、問題点や目標の明確化に役立つものとなりました。最終日午後は、受講者が、講義にて作成した計画を発表し、起業に向けた心構えや決意を、参加者の前で行いました。
2022年2月21日(月)
2月17日、電話応対基本のステップアップ講座を(公財)日本電信電話ユーザ協会知多地区協会と共催実施しました。講師には、㈱ボイスメッセンジャーの大野カオル氏を招き、会員事業所他から20名が参加しました。
電話応対の基本講座ということもあり、若手の方が多く、1つでも参考にして業務に活かしたい考えの方が多かった。また、講師は元アナウンサーで、実体験を交えた講習をされ、参加者にとっては、親近感が湧く講座でした。
講義は、電話応対事例の紹介や良い印象を与える話し方のコツ、ビジネスを成功させる言葉びびなどを学び、最後に印象アップな電話の受け方・かけ方と応用編として実技を行いました。
講師は、電話は聴覚に訴えるだけなので伝えるのが難しく、如何に相手に思いやりを持ち、伝えれるかが大事と話されました。その中で、「早口よりゆっくりの方が良く、間の取り方が重要」、「上手に話そうとすると自身が緊張する。二重敬語などを気にしない」など、実際に起こりうる事例を詳細に説明されました。
2022年2月21日(月)
2月10日にインボイス制度説明会を実施し、53名が参加しました。
令和5年10月1日から導入される「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」の登録が、令和3年10月1日から始まったことを受け、今回半田税務署職員による「インボイス制度とは」などの基本的なことから、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額」等の記載方法などが説明され、参加者はメモを取りつつ、熱心に耳を傾けました。
後半には、2022年1月に改正が追加された電子帳簿保存法について、方法や規則のポイントなども説明されました。質疑応答では参加者から積極的な質問があり、説明会終了後も職員に質問をするなど意識の高さがうかがえました。
2022年2月17日(木)
「地域力推進(地方創生)プロジェクト」(構成団体:半田市・半田商工会議所・知多信用金庫・半田信用金庫・東京海上日動火災保険株式会社)は2月16日(水)当所大会議室にて、一般社団法人SDGs design 代表理事 曽根 香奈子氏をお招きし、「SDGs de 地方創生 カードゲーム」を開催し、20名が参加しました。
ゲームでは、会場全体をひとつのまちとし、2人ペアでお金カードとヒト資源カードを使ってSDGsプロジェクトを実施していきます。各ペアには設定された目標があり、その達成に向けてプロジェクトを実行し、その結果、会場全体のまちの状況(人口・経済・環境・暮らし)メーターを向上していくこと(=地方創生)に繋がります。最終的には全てのチームが設定された目標を達成し、またまちの状況メーターも大きく向上することが出来ました。
カードゲームの実施後、SDGsの考え方(※)を理解し、さらに対話と協同を通じて地方創生の実現に役立てることが出来ると曽根氏は話されました。
参加者からは「カードゲーム自体も楽しく参加できた」「はじめは自分のペアの目標達成のために動いていたが、達成が出来てからはまちの発展(メーターをあげること)を目指して動いていた。」「現実のまち、または会社に置き換えても、対話と協同は必要だと体感した」など好評でした。
※SDGsの考え方とは…
①「連鎖」一見関係なさそうに見える取組が思わぬところで影響を及ぼしている
②「全部を同時に」どこかが一部だけ達成できるではなく、同時に達成していくことが重要
③「バックキャスティング」”現状から出来ることを考える”のではなく、理想の姿を描き、そこから”どうすればできるか”を考える
④「指標化(見える化)」ゴールの数値を明示し、共有することで、未来に関しての話し合いができる
2022年2月15日(火)
当所金融部会(間瀬朱実部会長/知多信用金庫)は、2月9日、ちたしんほしざきホールにて日本銀行名古屋支店・林新一郎支店長を招き、経済講演会「最近の金融経済情勢と今後の展望」を開催し、当所会員事業所を中心に約100名が聴講ししました。
米国や欧州、中国などの経済成長率やGDP(国内総生産)の推移を示し、世界経済が新型コロナウイルス禍から立ち直りつつある現状を説明されました。その中で、日本はコロナ対策が後手に回り、他の主要国に比べ回復がもたついていると述べるも、いずれは持ち直すであろうと説明されました。
また、日本の労働人口について、近年の労働参加率は女性や高齢者の参加により伸びてきたが、今後はこれ以上の伸びが期待できず、外国人労働者が世代を超えて定着できる社会の実現が必要であると指摘。さらに日本はGDPに占める研究開発投資の水準が米国や欧州に比べ高いものの、業種の裾野を広げていく余地が残っていると述べられました。