2019年4月18日(木)
体を健康的に整えることが好きで、30年ほど前から水泳、アクアビクス、ジムなどのインストラクターとして携わってきました。
『ヨガブーム』が到来した16年前に、体のケアにヨガが良いのではと思い始めました。子育てをしながらのヨガの勉強は、それなりの大変さはありましたが、元々学ぶことが好きなので、楽しみながら通った毎日でした。骨盤調整、アーユールヴェーダ、空中ヨガ等、いち早く学び、スタジオを開設してきましたが、体に良いものを取り入れて、生徒さんが健康で、美しくなるようなお手伝いをすることが、私の使命と思っています。
体に良いものとは、「心地よさを感じられること」だと考えています。ヨガには様々なプログラムがありますが、私は体の感度を高めてアーユールヴェーダの理論を取り入れながら、コンディションの見える化を目指してきました。人の体の柔軟性や筋力などは十人十色で、その人に合った教え方があります。それぞれのコツやポイントを伝えて、効率よく成果が出る方法を会得したように感じています。30年という長い歳月が教えてくれたと実感しています。
その30年間の集大成として、今年の1月から6人限定の『美Body3カ月集中コース』をスタートしました。実技はもちろんですが、体についての講義、座学等を実施し、普段のレッスンでは伝えきれない私の想いが詰まった新しい形の学びです。ヨガを教えるだけのスタジオにしたくないという想いは元々持っていますが、このコースは6人が互いに応援し合いながら、体を自分で調整していく習慣を身につけていただくために、私が全面的にフォローしていきます。自分ひとりで続けるのは容易ではありませんが、みんなで楽しく学んでいけば、成果は必ず得られます。
「痩せたいからヨガを始める」
きっかけはそれぞれで良いと思います。でもヨガを通して人生が謳歌できるようになったら嬉しいですね。健康な体から美しさが生まれ、美は内面から発するものだと思っています。私自身、若いころ太っていた時代があり、悩みも多かったですが、ヨガと骨盤調整によって心身ともに健康を取り戻し、日々の生活も充実し、精神的にも強くなったような気がしています。相当穏やかにもなりました(笑)。そんな経験から『体が変われば、人生が変わる』と考えています。
様々な方とのご縁をいただき、企業研修の講師として出張することも多くなりました。女性ばかりのクラスでのレッスンは気後れするという男性の方にも好評です。貸切スタジオとしてご利用される企業もありますが、レッスン全てオーダーメイドですから、どのようなご要望にもお応えしています。
ぜひ、多くの方々に先ずは、ヨガと気軽に接していただけたらと願っています。
たけうち・かなこさん
■2007年「スタジオヨガの華」創立。15年アンチグラビティフィットネス(空中ヨガ)導入。17年CLACITYに2号店をオープン。
■日本ナチュラルヒーリングセンター認定 アーユルヴェーダ∞エグゼクティブプランナーAntiGravity®Fitness 認定(空中ヨガ)。b-iスタイリスト(骨盤調整)。サードメディスンアドバイザー。陰ヨガ指導者トレーニング経絡コース修了。
■美Body3カ月集中コース生徒募集中!(5月から1期スタート、6人限定、3ヶ月コース) 当所女性会会員。
■Bodyコンシェルジュヨガの華(CLACITY店) 半田市広小路町155-3CLACITY1F TEL.58-4568 http://yoganohona.jp/
■スタジオ・ヨガの華(北二ツ坂店) 半田市北二ツ坂町2-1-3 ワコービル 2F TEL.58-4568 http://yoga-hona.com/
2019年3月20日(水)
――橋口 作業服を同僚から借りてきましたので、私は『○部』ではありません(笑)。今回、工場長から「ゲッポウに出てみない?」と言われ、「顔が出なかったらいいですよ」と答えたら、表紙にも大きく出るみたいで、戸惑っています。
――永吉 私も「一人では心細いようだから一緒に」と言われたのですが、地元半田の会員さんが見られるとお聞きし、恥ずかしい気持ちでイッパイです。
――橋口 私たちは4年前に入社しました。その時、高卒者は全社で10数名入社したのですが、半田工場は私たち2人だけでした。女子同士だったので、ホッとしました。
――永吉 お互いに柔道をやっていて、中学時代は試合会場で会っていたようです。階級が違うので試合をすることはなかったのですが、そんな共通点もあったので、最初から打ち解けて話すことも出来ました。部署はそれぞれで、私は業務課で出荷の送り状の作成や、電話の取り次ぎをしています。
――橋口 私は生産チームで、塗料の色を作る調色を担当しています。色は生産管理課の人が作ったデータに基づいて、私たち生産チームが調合し、品質管理課が色差計で測定し合否を決定します。1度で合格すると『やったー」と嬉しくなります。そんな時、仕事のやりがいを感じます。「やりなおし」と言われたくないので、いつも真剣勝負です。
――永吉 私は電話応対などに追われ苦戦しています。商品の缶数変更や色変更などの緊急な電話では、強い口調で話される方もいて、緊張し次第に声が小さくなってしまいます。特に部屋が静まり返っていると、大きな声で話すのは恥ずかしいので、会社ではどうしても小さな声になってしまいます。
――橋口 私は人との関わりではなく、個人で仕事をしていますので、そういう点では気がラクですね。おおよその流れが分かった入社1年くらい経ってから、1人で仕事を任せてもらえ、自分の仕事場所もいただけるようになりました。チームは4名いて、それぞれの場所が離れていますので、集中して作業ができます。何かあれば助け合いますが、基本的にはひとりで仕事をしています。
――永吉 ひとりで仕事をして、終業のチャイムが鳴ると、ひとりでさっさと帰っていってしまいますね(笑)。橋口さんはすごい仕事が早いですよね。
――橋口 当日の仕事がめちゃくちゃあっても、すごく早く終わらせることが出来たら「やるじゃん、私!」と嬉しくなってきます。仕事とプライベートを完全に分けたいので、仕事が終わったらさっさと帰宅します。仕事での残業は4年間で20回ほどしかしていません。でもやっぱり明日の仕事が気になり、遊ぶ気にはならなくて、週の前半は家に直行し静かに体力を温存しています(笑)。カラダは元気なのですが、何だか気が乗らないんですよね。
――永吉 私もそうで、プライベ−トは大切にしたいですね。それで1週間の仕事が終わったと実感できる金曜日が一番好きで、日曜日には明日に備えて、静かに待機しています。
――橋口 仕事とプライベートを分けているので職場の人たちと遊びに行ったり、悩み事を相談したりということもあまりないですね。永吉さんともそういうことはないですね。
――永吉 お互いに誘うのではなく、誰かからの誘いを待つというタイプなのでタイミングが合わないですね。買い物が好きですが、学生時代の友だちと一緒に行くことが多いですね。
――橋口 私も休日には住んでいる東海市や名古屋で遊んでいます。色々興味はありますが、今は一番気になっているのは、やっぱり仕事のことです。仕事をしているのは生活のためとも思っていますが、1人で黙々とできるこの仕事は私に合っていると思っています。
2019年2月21日(木)
――「月賦販売のマルアイ」として、認知されている方も多いでしょうね。
昭和37年の創業当時は紳士服、婦人服、貴金属、寝具などを扱い、そのスタイルでスタートしたので、今も月賦販売のお店と思われていられる方も多いようです。時勢柄、現在では現金はもちろんカード、金券、キャッシュレス決済でもご利用いただいています。今はそれまでの商品に加え、バッグや靴、健康生活に必要な商品等を提供しています。女性洋品が主で、年2回お着物の展示会もしています(紳士物のイージーオーダースーツの展示会も年2回開催)創業以来のお客さま方には、長らくご愛顧いただき感謝しています。
――60年近いお付き合いですね。
70代、80代になられても魅力的な方ばかりです。色々なことに挑戦され、趣味も多彩で考え方も前向きですね。生きてこられた年月の経験をされていますから、多くのことを学ばせていただき、将来、こういう女性になりたいと思えるような人生の先輩ばかりです。
――若々しく、オシャレも存分に楽しんでいらっしゃるのでしょうね。
近年は私の世代のお客さまにも来店いただいていますが、どなたもオシャレを楽しんでみえますね。女子アナが着用しているような、お洋服を参考にされていらっしゃる方が多いようです。当店は流行を取り入れながら、ここならではのオリジナリティに富んだ商品を取り揃えていますので、ご満足いただけているかと感じています。
私は保険会社にお勤めしていて、嫁いできてから少しずつお店と関わり始め、今は事務と接客が半々という毎日です。会社での事務の経験と、祖母が商っていた酒屋さんで、小さい頃にお手伝いしていたこともあって、今その経験が活きているかもしれませんね。元々お洋服が大好きで、大学時代はデパートのアパレルのお店でアルバイトしていました。大好きなお洋服と、関わることが出来るこの仕事はとても楽しいですね。
――素敵なお召し物ですね。
今冬のトレンド素材の『フェレット』です。カシミヤよりも暖かく、モヘヤのようにフワッフワでとても軽くて着心地満点です。お客さまに自信を持って商品をお薦めしたいので、自ら着用して、その良さを最大限にお伝えしたいと思っています。私が着ているものは当店で扱っている商品ばかりで、もちろんこのネックレスもそうです。
――体型はそれぞれで、着こなしが難しいのではとは思いますが。
例えば小柄な方なら、ハイウエストにし、それに合う靴をセレクトされれば今年流の着こなしができます。ファッションアドバイザーとして、コーディネートの提案などもさせていただいていますが、どなたにもお似合いの着方はあります。ぜひ、色々なお洋服に挑戦して新しいご自分を発見してください。
――新しいといえば、最近お店で始められたことがおありのようですね。
主人が2代目社長になり15年、私も本格的に関わって10年ほどになります。新しいブランドや金の買い取りなどを取り入れ、主人と一緒に仕入に出かけより良いものをと模索しています。そんな中ご縁をいただき、月2回店内の一角でリラクゼーションの施術をしています。また、年末や年変わりにカラー診断を始めました。
――お二人らしいお店の展開ですね。
色々なことを始めたいと思っていますが、私はやっぱりお洋服が好きですね。デパートも大好きで、休日にはデパートに行って1日中、お洋服や小物のお店を見ているだけで、幸せを感じます。両親がデパートマンだったという血が騒ぐのかしら(笑)。そんなキレイでオシャレな空間を当店にも取り入れて、多くの方々との出会いに感謝しながら、私たち世代の方も、もっと気軽に入れる店づくりをしていきたいと思います。
2019年1月28日(月)
――着物、とてもステキにお召しになっていますね。
ほぼ毎日着付けをし着物に触れていますので、苦なく着れるようになりました。和裁をしていた祖母お手製の晴れ着で、七五三や乙川まつりに出かけ、着物は好きでしたが、小学3年生で祖母が亡くなってからは、着物とのご縁はありません。その後、成人式の着物を山本くんのお家「山本屋」さんで買い求め、着付けをしていただきました。
―― 山本くんですか?
主人とは小学校から大学まで同じ学校でしたが、記憶にあるのは高校2年生からです。自然にお付き合いが始まりましたが、お商売屋さんのお嫁さんは大変と、結婚はしないと思っていました(笑)。教員を目指して大学に入ったのですが、器用でないので、教育実習で教師は無理かなと感じ、大手スーパーに入社し社長室勤務となりました。3年半お勤めし、腐れ縁で(笑)結婚しました。
――お商売屋さんへ嫁がれてどうでしたか。
何も分からない、出来ないので教えていただこうと嫁ぎました。最初はお店番程度のお手伝いで、学ぶことばかりでした。当時は洋品をメインで扱い、宝石や布団販売などの催事を年数回やっていましたが、20年前から振り袖に力を入れ、数年後にレンタルも始めました。その頃に4番目の子どもが小学校に入学し、営業も担当し始めました。催事のご案内やお誘いをしているのですが、人見知りの私は、今も新しいお客さまのお宅に訪問するのは苦手ですね。仕事は楽しくて、若い女の子相手の振袖に関わり、いつまでも精神年齢を若く保つことが出来ます(笑)。
―― 若さをいただいている(笑)!?
そうですね(笑)。若い子たちの関心事や言葉を覚えようと、テレビやケータイニュースから情報を得ています。
これから成人式で忙しくなりますが、お嬢さまにとっては一生一度の大切な日、心を込めてお手伝いしたいと思っています。お客さまの笑顔を見せていただくのが一番のやりがいであり、嬉しいことです。
―― 振袖は一世代前と比べますと、随分お買い求め易い価格ですね。
価格を抑え、便利なフルセットになっていますね。当店は常時300枚の振袖を用意し、ご購入の方には、何回でも何年後でも着付けをサービスさせていただいています。また、レンタルのお客さまの(レンタル期間/成人式の1ヶ月前から翌日まで)前撮り写真にも対応し、スタジオも併設しています。最近は『ママ振り』、お母さまの振袖で参加される方もいらっしゃいます。小物でコーディネートして、ステキに着こなすことも出来ます。ぜひ、ご相談ください。
―― 着物は日本人の誇る民族衣装だと思いますが、あまり見かけないですね。
日本人ほど民族衣装を着ない国民はいないと思い、残念に思っています。少しでも着物の良さを知っていただきたくて、年に数回『お着物を着て、みんなで遊びにいきましょう』と、着物でランチ、初詣ツアーなどを企画しています。昨年6月に復元された名古屋城の本丸御殿、夏には浴衣で香嵐渓に行ってきました。どこに行っても「ステキですね」「キレイですね」「お写真を一緒に撮ってもいいですか」というようなお言葉をいただき、お姫さま扱いです(笑)。参加された皆さんにも、とても楽しんでいただいています。一度着物でお出かけになると、お召しになる機会は増えていくと思います。ぜひ、お出かけくださいね。
私が若いころは着物は憧れでしたが、今は身近なもので大好きになりました。皆さんも気楽に着ていただけたらと願っています。今は着物でご一緒される方は、着物が好きで、お時間に余裕のある方が多いと思いますが、お仕事をしていらっしゃる方や学生さんも、着物を一緒に着て遊びに行けるようになったらと思っています。それくらい、着物が身近になったら嬉しく、それが私の夢です。
2018年12月10日(月)
――四辻 当支社はリテール営業部門で、特定地域(主に知多半島一円)の保険代理店さんを担当し、私たちは通勤圏内の転勤可能な、地域社員枠の営業担当者として採用されました。私は入社して3年目、年々仕事の幅も広がり、責任も重くなってきましたが、やる気も上昇中です(笑)。
――山田 憧れの先輩の多くが保険会社に入社し、イキイキと働く姿に触発されて入りました。1年目は事務職で仕事を覚え、2年目から営業活動をしますので、営業経験はまだ半年です。名古屋生まれのため、方言が分からず、言葉のニュアンスの違いに戸惑ったりしました。口下手な私は毎日勉強中です。
――横山 知多半島で生まれ育ったので、地域に貢献できる仕事に就きたいと、今年の4月に入社しました。長いお付き合いの代理店さんは、電話の声だけで『新入社員』と分かるようで、頼ってもらえず悔しい思いをしました。今では積極的に「私でもご相談に乗れます」とアピールしています(笑)。一つでも新しいことを覚え、質問にお答えしたいと努力をしていますが、知識の薄さは日々感じています。的確な回答ができた時、我ながら少し成長したかしらと、やりがいを感じています。あと半年で営業に出ますが、不安を感じる時もあります。
――山田 その気持ちはよく分かります。学生時代は人前で話す機会もなかったので、私も最初は不安ばかりでした。周りの先輩方が親切に教えてくださるので、何とか乗り切ってきました。でも業界的には、若くて女性というだけで、頼りにされない傾向はまだあるように感じています。
――四辻 新人時代には、私もそういう経験をしました。反面、女性特有のきめ細やかな対応が評価されたこともありました。女性の代理店さんですと、男性には話せないことも話してくださったり、女性ならではの特質が求められていると感じたこともあります。でも、形のない商品を扱うこの仕事は、男性女性を問わず代理店さんとの信頼関係が大切で、最終的には、人と人との関わりが重要になってくるのではないかと思っています。
――山田 短い経験からもそれを実感していますが、そんな時心がけることとかありますか?
――四辻 私たちが関わる代理店さんやお客さまには様々な考え方や性格があり、年齢層も幅があります。その方たち一人ひとりにあった、気持ちのいい対応が必要と考えています。時には個人的な悩みをお聞きしたり、ご趣味の話を伺ったり、そんなことも大切でしょうね。
――山田 とっても奥が深いですね。そういうお話を聞くと、ますますやりがいを感じます。女性ならではと言えば、結婚も女性にとっては大きな課題です。今はそんな余裕はありませんが、もし私が結婚することがあっても、社会と関わっていたいと、弊社を志望しましたので、この仕事を続けます。
――横山 私もそうです。結婚後も男性と平等に働ける環境が整っている企業ということで入社しました。実際、育児休暇後に復帰している先輩方も多いので心強く思っています。
――四辻 出産や育児で職場から離れるとなると、疎外感や知識の陳腐化が心配ですが、その間も定期的に職場とコミュニケーションが取れたり、自宅で学べる教育システムがあったりと、弊社には職場復帰支援制度が整っているようです。だから安心して結婚、子育てができます。ライフイベントが多い女性でも管理職を目指せる会社なので、そういう立場になっても対応できるように日々、成長していかなくてはと思っています。
――山田 私も期待に応えられるように、学ぶべきことを、一つひとつしっかりと身に付けていこうと考えています。
――横山 そんな機会を与えてもいいなと思われるような人になりたいですね。今は目先のことで精一杯ですが、いつかその日が来たら嬉しいですね。