半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

会員トピックス
とーくさろん

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とーくさろん

『しあわせ』を届けたい

2018年11月16日(金)

白髪染め・前髪カット専門店 しあわせColor 石川みな子さん

――9月13日オープン、おめでとうございます。
 お客さま、スタッフが『しあわせ』になれることを願っての店名です。今までの経験を活かしての店舗づくりで、「この店は大丈夫、イケル!」と自信があります(笑)。自分のことはネガティブに思考しがちですが、仕事に関してはポジティブに考えることが出来るんですね。今後は白髪染め・前髪カット専門店のニーズは、増えてくると感じています。特徴は低価格!きれい!スピーディ!親切・丁寧!で、必ずお客さまのご要望にお応え出来ると思っています。
――色々な経験をされてきたのですね。
 いつも主人と考えながら事業展開をしてきて、この店で5店舗目になります。30年くらい前に料理店をやっていた主人から、これからは攻めの時代と、アイスクリームとクレープ販売をする、ケータリングカーを勧められました。アイスクリームブームが到来し、ケータリングカーもまだ珍しかった時代でした。半田の自宅から通った、鈴鹿サーキットでの仕事は、楽しい思い出ばかりです。
――女性起業家としてのスタートですね。
 そんなこともありませんが、当時、女性はあまりいませんでしたね。通勤時間が長く辛くなり事務職に転職しましたが、みんなに喜んでいただける仕事がしたいと、ずっと考えていました。その頃、私自身も毛染めをしていて、低価格で提供できれば喜んでいただけると、高齢者の方々を対象に病院や介護施設、自宅などに伺う出張美容の仕事を始めました。8年前にスタッフ2名からスタートし、今は13名で知多半島全域、三河、名古屋南部に伺っています。私は営業を担当し、弱気になった時もスタッフに支えられ奮起してきました。スタッフあっての私と実感しています。この店もスタッフの「もっと働きたい」という声からでした。じゃあ、前々からやってみたかったカラーの店を、スタッフも揃った今なら出来るんじゃないかなと、オープンしました。
――想いや夢が詰まった店ですね。
 スタッフとカラーと前髪を切ってくれるお店があったら嬉しいね、という話しから店のコンセプトを考え始めました。髪について色々な悩みがあったり、自分にどんな色が似合うのか、分からないこともあるかと思います。そんな悩みにお答えしたり、アドバイスをするカウンセリングの時間も大切にし、アレルギーで悩んでいらっしゃる方にも対応しています。全てセルフブローとなっており、今まで自分たちが困ったこと、こんな店があったらいいね、という想いをカタチにした、アットホームな店にしました。
――福祉分野にも特化した店づくりですね。
 出張美容のスタッフから「利用者さんから、気分転換になるから美容院に行きたい」という要望もあると聞いています。それなら車椅子対応のお店にしようと。例えばカットするお母様に付き添って、娘さんが隣の席でカラーをする。そんな場面を想定し、障がい者・高齢者(70歳以上)カットのメニューも用意しています。
――現在、精力的に2事業所を運営されていますが、秘訣は?
 趣味はゴルフと登山で、体力には自信があります。行動的で忍耐強いのが私の長所と主人から言われていますが、そんなことが経営に活かされているのではないでしょうか?私は美容師の資格を持っていないので、仕事はスタッフがやりがいを感じ、楽しく働くことが出来る職場環境づくりと思い、店をスタッフに任せていることが多いですね。話すことが苦手なので、「こうしてもらえると有り難い」というお願いをしていますが、スタッフは私の意を汲んで先回りをして取り組んでくれています。本当に感謝しています。今は試行錯誤しながらの店舗展開ですが、皆さんにしあわせをお届けできたら嬉しいですね。



いしかわ・みなこさん

半田市生まれ、在住
趣味/ゴルフ、登山、書道


しあわせColor
半田市青山4-1-5
TEL/84-1766
営業時間/8:30〜18:00
休日/日曜日
https://shiawasecolor.com/





可愛く、健康に

2018年10月17日(水)

アイリスペットサロン 古川恵子さん

――もちろん、大の犬好きですよね。
 アトピー症状が落ち着いた中学1年生の時に柴犬を飼ってから、わんちゃんにハマっています。今も朝から夜までわんちゃんに接し、同業者の女子会でも犬の話ばかり。こんな毎日ですが、犬との関わりが苦になることはありません。独立して13年になり、自分の好きなようにお店を運営でき、好きなわんちゃんと携わり有意義な日々です。
――元々、トリマー志望でしたか?
 柴犬とドックショーに出たりしている内に、犬に携わる仕事がしたいと、その関係の雑誌を読みあさっていました。ある時の表紙が、アメリカで活躍されている日本人とプードルでした。そのプードルのカットが神業的に見えて、衝撃を受けました。その時にトリマーという仕事を知り、高校卒業後は迷わずトリマー育成の専門学校に進み、わんちゃんを洗い、トリミングする2年間でした。卒業後はペットショップに勤めました。
――夢の実現、ワクワクのスタートですね。
 トリマーとして入社したのに、子犬の世話や接客、物販と覚えることばかりで苦労しました。22歳で店長になった頃にペットブームが到来し、目前の仕事をこなすことで精一杯の毎日でした。2004年にアメリカで、グルーミングショップ経営の日本人の方がインターネット上で「研修にきませんか?」と呼びかけていたんですね。その頃、現状から脱出できない自分に戸惑っていたので、最新の技術を学びたいと、ビビッと来て(笑)、渡米しました。それが大きな転機となり、初めて独立を考え始めました。
――ペット先進国、アメリカでの研修は?
 目から鱗がボロボロ落ちた(笑)2週間でした。お客さまにご来店いただけるかと不安を抱えた開店でしたが、今では多くの方々に支えられ、1日5・6頭のトリミングをしています。アメリカは合理性を優先することが多いのですが、学んだ技術や考え方を日本人に合うようアレンジしていますので、抵抗なくお客さまに受け入れていただいています。トリミング方法も犬種によって異なり、流行がありますので、あちこちのセミナーに参加しています。また、仕事終了後の有志との自主練習は、とても大切な時間です。
――わんちゃんの流行もありますね。
 日本では今、プードルが人気で、丸くフサフサにトリミングし、可愛さを追求される方が多いんですね。でも、可愛さ=わんちゃんが生活しやすいのではなく、顔もっこりでは耳が塞がれたり、口が汚れやすくなり健康まで損ねてしまいます。当サロンは『大切なわんちゃんの為の優しいトリミング』をコンセプトに、健康のために低刺激のシャンプーを使い、販売しているおやつもほぼ無添加です。オーラルケア(歯磨き指導)や、高濃度炭酸泉オプションコースも設けています。
 お客さまの言われた通りにトリミングしていた時期もありますが、今は学んできたことをお客さまにもお伝えし、わんちゃんのために、最善なトリミングを心がけています。「ここでは色んなことを教えてもらえる」という声をいただくことは嬉しいですね。
――看板犬は2頭のテリアですか?
 私の練習のお役も兼ねてもらっています。テリア犬種はプラッキングが必要なので、その技術を浜松に住む先生から5年くらい前から学んでいます。HPを見た遠方(岐阜県や三重県等)からのお客さまも来店され、1日の予約がテリア犬だけの日もあります。
 仕事で犬と接することも楽しいのですが、トリミングコンテストやドックショーなどの競技大会に出場するのも、また楽しいものです。色々な人と知り合い、色々な情報をいただく場でもあり、自分の成長のためにも大切な場と実感し、可能な限り出場しています。ペットカットには正解はありませんが、可愛くて健康、それが『大切なわんちゃんの為の優しいトリミング』と思っています。



ふるかわ・けいこさん

半田市生まれ、在住
趣味/旅行、スキューバダイビング
愛読書/犬種図鑑

資格・受賞歴
・JKC公認B級トリマー
・JKC公認C級ハンドラー
・2011年ラスベガスのコンテスト
「SuperZoo’s Groomer SuperShow」で2位入賞(トイプードル)
・2014年テリア展のハンドリング部門でベストハンドラー賞を受賞
(ワイアーフォックステリア)
・2016年LPCトリミングコンテスト  ペットカット部門 最優秀賞
(トイプードル)
・2017年LPCトリミングコンテスト 
ペットカット部門 優秀賞
(ワイアーフォックステリア)
・2017年より2年連続で中部ブロックを勝ち抜き、全国トリミング競技会に出場


アイリスペットサロン
(一社)日本ペットサロン協会加盟店
(一社)シンデレラプロジェクト協力店舗
半田市花園町2-11-18
TEL/26-5357
営業時間/9:30〜18:00
休日/月曜日
http://iris-ps.com




輝きたい!

2018年9月25日(火)

知多セントラルシステムズ(株) 川澄恵未さん

――7月にリニューアルオープンした知多半島道路のパーキングエリア(PA)の、貴社のアイスクリーム、好評のようですね。
 阿久比PAでは笠原将弘シェフとコラボした6種類のアイスクリーム、大府PAでは辻口博啓シェフとのコラボ商品『甘酒のモナカジェラート』を販売しています。商品開発者として関わらせていただき、とても貴重な経験でした。
――先ずは、ゴールを迎えたのですね。
 代表の父からは商品の完成ではなく、お客さまから安定したリピートがあることがゴールだと言われ、身の引き締まる毎日を過ごしています。今は仕事にのめり込んでいますが、保育士になるのが目標でした。そのため、中学時代に熱中していた陸上競技(県大会出場)も止め、保育課のある高校・大学に進みました。でもカラダを動かしたくて、高校ではダンス部に所属しました。学校からはポップな部活は歓迎されていなくて、身だしなみを整えたり勉学に励んだりして、高校3年生の時にやっと公式大会の出場を認めていただきました。大学ではダンス部を創設しましたが、その経験から日々頑張ればいつかは結果が出る、地道にやっていく大切さを学びました。
――卒業後は、保育士さんとして働かれたのですか?
 東海市の保育園に勤務しました。高校時代に、私が本当にやりたいことは子育て支援だと気づきましたが、そのためにも保育士の経験は必要だと考えていました。公務員として子どもとの関わりが多く、その機会もなく、悩んでいた3年ほど前に、父からそろそろ会社に来ないかと声がかかりました。33年前の創業以来、女性の働きやすい職場づくりを目指して来た会社なので、私の想いがつながるかもしれないと、入社することにしました。先ずは現場を見たいと、東京駅内等で全国のスイーツを販売する仕事に就き、その後入社しました。6年前くらいから、個人のお客さまに向けて直売所で販売を始めていたので、その販売をお手伝いすることになりました。
――始めの一歩ですね。
 忙しい毎日でしたが、翌年私が販売を任せられ、facebookやインスタグラムを始めました。次第にプライベート商品の重要性や、パイロットショップとしての直売所の役割を実感しました。そして『ものづくり補助金』を利用して作った『Heart&Heart』(ハートバー)専用移動販売トレーラーでの販売、商品紹介の担当もしています。ホームページを見られた北海道のレストランや、ハートの絵馬が人気の犬山の昭和横町から声がかかり、今そこで販売していただいています。色々なお客さまから、商品開発の依頼もあり、とてもやりがいを感じています。
――青年部メンバーとしてご活躍ですね。
 昨年末に入会しました。メンバーの方々が人知れぬ仕事をしたり、弱音を吐かない姿を拝見して、その姿が父に重なり、両親に感謝の気持ちでイッパイになりました。同時に今も父に守られながら、仕事をしていることを実感しました。でも時々、2人の姉たちのように、普通の親子関係の方がいいのかなと思うことがあります。
――普通の親子関係ですか?
 元々父とは仲が良くって、何でも話し合ってきましたが、今は部下なので一般的な親子とは異なる関わり方をしていると思うんですね。この仕事をしていなかったら、可愛い娘でいられるのに(笑)、と考えることもあります。仕事が忙しくなりお友だちとも疎遠になったり、そうだからこそ、深く結びついたお友だちもいますが、前を向いていつも何かに挑戦していれば、輝いていられると信じています。子育て支援の夢は心の片隅にあり、これからこのまま仕事を続けるか、他の仕事をするのかは思案中ですが、何かの形で経営者になっていると思っています。そんな未来にワクワクしながら、今を楽しんでいます。



かわすみ・えみさん

半田市生まれ、在住
趣味/スポーツ(走ること)


知多セントラルシステムズ(株)
アイスクリーム製造・販売
半田市瑞穂町5-1-1
TEL.22-9808
営業時間/13:00〜16:00
定休日/月曜日http://www.ccsice.com/ 





迅速・正確な対応

2018年8月30日(木)

(株)ササイナカムラ 中村リース事業本部 戸谷みきさん 柴田智穂さん

――戸谷 当社の業務内容は建設機械及び仮設機材レンタル・リース、建設機械整備・販売、切削工事です。私たちは、建設機材のレンタルにいらっしゃるお客さまの受付業務をしています。朝の貸し出しと夕方の返却時間は混雑し、戦場のようです。特にお盆明けから年度末までは繁忙期で、仕事の密度が濃くなっていきますが、いつも「安全第一」を考えています。機材によっては資格等を有するものもあり、それらの提示を厳守し、気の抜けない時間です。
――柴田 朝、現場に向かわれるお客さまは急いでいる方が多いので、迅速かつ正確な対応を求められます。また来店いただけるよう、笑顔で接することを心がけています。
――戸谷 引き渡し中にも、問い合わせや予約のお電話が入ります。電話での話し方一つで会社のイメージが左右されますので、責任重大です。
――柴田 多種多様なものを求められます。草刈機や電動工具等の小物からダンプ、トラック、高所作業車といった車輌、仮設資材、測量機器など、幅広い分野に対応しています。
――戸谷 そういう中でいち早い対応をするため、情報共有をして、互いのコミュニュケーションを図る事が大切になってきます。手を尽くしてお客様が必要な商品を探し出し、「ありがとう」という言葉をいただく時は嬉しいですね。
――柴田 やりがいは頑張った分だけ、お客さまにも会社にも認めてもらえるところでしょうか。例えば、お客さまから名前を覚えていただき、名指しでお電話をいただけたり、会社では、難しい案件の仕事をお願いされることもあります。そういうやりがいを肌で感じられ、この仕事大好きです。 
――戸谷 人と接するこの仕事はとっても楽しいと思っています。私が入社した頃はお二人の女性がこの仕事を担当し、定年までお勤めされていました。私も同じ道を歩きそう!と思っています(笑)
――柴田 私もそうなるかも知れません。育児休暇を取り復職する人も多く、働きやすい職場だと感じています。私も育児休暇をしっかり取らせていただきました。
――戸谷 私も、2回育児休暇を取らせていただきました。母も働いていたので、私自身、結婚しても働くのは当たり前と思っていました。子どもを保育園に送迎、仕事と家事という生活スタイルですが、疲れていたりすると、仕事と家庭の両立は大変と考えてしまうこともあります。
――柴田 私も仕事にやりがいを感じ、専業主婦という選択肢はありませんでした。主人も同じ会社なので、家でも仕事の話をし、私の頑張りを理解してくれているので、二人で協力し子育て、家事をこなしています。でも、正直、朝晩と子どもの用意、送り迎えと疲れる時もあります。
――戸谷 私、お料理を手抜きをしてしまうことがあります。それが仕事と家庭の両立の秘訣ですかね(笑)。母と同居していますので、助けてもらうことは多いのですが、子どもが小さい時は、子どもの傍にいたいと思ったこともありました。
――柴田 そうですね、日中一緒にいられない分、子どもとの時間を大切にしています。仕事後、保育園にお迎えに行って、そのまま公園で遊んだり、お風呂でたくさん遊んだりします。仕事をしていく上で、リフレッシュする環境があることは必要なことと考えていますが、子どもとの時間は一番の癒しでしょうね。
――戸谷 仕事があって、家族がいて、幸せな毎日に感謝しています。



とたに・みきさん

半田市生まれ、在住
趣味/音楽を聴くこと


しばた・ちほさん

名古屋市生まれ、武豊町在住
趣味/絵を描くこと



(株)ササイナカムラ
中村リース事業本部
営業部 港町営業所 フロント
半田市港町3-139
https://www.sasainakamura.com




お菓子をもっと身近に

2018年6月29日(金)

おやつなフランス菓子Lico. 中村 紀子さん

――ここは三軒長屋と呼ばれているんですね。とてもオシャレですね。
 亀崎空き家再生プロジェクトの一環で、築100年ほどの三軒長屋をリノベーションし、昨年8月に生まれ変わりました。私のお店と、カフェ、亀崎のお土産と常滑の陶器を扱う店舗が入っています。木の香りが漂い、高い天井の窓の外には青空が広がり、ベンチ式のイスやワインの箱のテーブルが置かれた遊び心あふれる空間です。私が子どものころは、この辺は魚屋さんや八百屋さん、お風呂屋さんなどもあり、活気あふれる街並でした。近年は閑散としていましたが、最近はインスタ映えを狙ってでしょうか、休日には、お店の前の通りを歩かれる方が多くなりました。亀崎の街が賑やかになるお手伝いをさせていただいているようで、嬉しく思っています。
――おやつなフランス菓子のお店なんですね。フランスのお菓子との出会いは?
 OL時代にお菓子教室に行っていましたが、物足りなさを感じていました。そんな中で、長く仕事をするために手に職を付けよう、好きなお菓子作りをしようと、思いきって辻製菓専門学校に入り、2年目は学校のフランス校で学びました。スタートが遅かったので、徹底的に学びたい、パリはスイーツの都と言われていますが、現地のお菓子を見たいと思っていました。フランスではお菓子は身近な存在で、食後にはデザートとしていただき、おやつ感覚なんですね。日本でももっと手軽にお菓子を楽しんでいただけたらと思っています。
 卒業後は東京のホテル内のパテイスリーで働きました。その後、会社で同期だった今の主人と再会して、結婚し亀崎に戻ることになりました。
――そして、お店を開店されたのですか?
 いずれお店を持ちたいと思っていたのですが、10年間は子育て中心の生活でした。器用な方ではありませんから、子育てしながら働くのは少し不安でした。子どもが手を離れ始めた頃に周囲から「お店を始めたらいいんじゃないの」と背中を押されて、私も「今なら出来るかな」とその気になった時に、このお店と出会いました。今は家事、育児が大前提で週休3日ですが、子育てを卒業したら、もっとお菓子に関われるのではないかと楽しみにしています。
――お店のお勧めは何ですか?
 毎朝焼いているフルーツタルトです。生地と旬のフルーツを、オーブンで焼くのがフランス式です。これからの季節はイチジク、ぶどう、チェリー、オレンジなどのタルトを楽しんでいただけます。また、お店のマークにもしていますが、アルザス地方のお菓子、クグロフもぜひお召し上がりください。今は焼き菓子が中心ですが、いずれは色々なものに挑戦したいと思っています。お菓子は材料を吟味し、余計なものは使わず作ることを心がけています。シンプルということですね。店名も私の名前、のりこから付けました(笑)。
――お菓子作りを、本当に楽しまれているようですね。
 何も分からず本だけを見て作っていた頃に比べると、お菓子の仕組みが分かり、楽しく作っています。材料はバター、砂糖、玉子、薄力粉などと限られたものですが、分量、気候などの些細な違いによっても異なってきます。お菓子作りは科学だと感じています。お菓子ときちんと向き合い、丁寧に作れば美味しいものが出来ると思っています。
 先ずは、多くの方々にお店の存在を知っていただきたくて、イベントに参加するようにしています。6月に開催された『はんだマルシェ』に参加しました。10月21日に開かれる『ろじうら』にも出店します。皆さん、遊びに来てくださいね。


なかむら・のりこさん
亀崎町生まれ、在住
趣味/旅行

おやつなフランス菓子Lico.
半田市亀崎町3-153
営業時間/1:00〜16:00
定休日/日〜火曜日
TEL/47-8522