半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

会員トピックス
とーくさろん

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笑いあり、居心地の良いお店に

2019年6月13日(木)

居酒や さんま 山内恵子さん、山本小百合さん

――恵子 明石家さんまさんのように歯を出して、笑っていられるような居心地の良いお店にしたいと昨年10月にオープンしました。長年、会社に勤め、飲食業に携わるのは初めてなので、不安の中でのスタートでした。調理は娘、私はおもてなし担当です。孫もアルバイトに来ることもあり、女性三世代での営業日もあります。
――小百合 最初の頃はお酒の作り方(焼酎と水との配分等)も分からず、お客さまに「薄かったら言ってくださいね」とお聞きし(笑)、テンヤワンヤでした。その素人さが良いと言ってくださったのですが、冷や汗ものでした。母は天然のマイペースですから(笑)、おもてなし上手ですね。
――恵子 ここは元々居酒屋さんで、そこに私たちが開店しました。今では前店の居酒屋大ちゃん時代の常連さんもこのお店に戻って来てくださって、とても嬉しく思っています。知多半田駅から西へ徒歩5分という利便性もあってか、『食べログ』などを見られた方が来店してくださるのも、有り難いことです。夜のお店を外から見ると真っ暗に見えるらしく、お休みと勘違いされる方もいらっしゃいます。定休日以外は営業していますので、気楽にいらしてくださいね。娘と私の年齢に近い、30代から60代くらいまでのお客さまが多く、女性でお一人という方もいらっしゃいます。どんな話でもどちらかが対応出来るので、会話も途切れることがなく、いつもお店は賑やかです。
――小百合 店内にドーンとある、コの字形の掘りごたつのカウンターのお陰かしらと感じています。程よい距離のカウンター越しから、お客さま同士が会話されています。お一人で不安そうに入ってこられる方も、お帰りの時はどなたかと仲良くなっていますね。単身赴任の方が、夕食のために利用されることもあります。帰りに「翌朝のおにぎり作ってね」というリクエストにもお応えしています。また、「こんなもの食べたい」と言うご要望に応え、材料があれば作り、好評であれば1週間後にはメニューになっています(笑)。働いていた母に変わって、小学生のころからお料理を作り、今も休日にはキッチンでお店のメニューを試作しています。得意料理は洋食・中華ですね。お勧めは目の前で揚げる串揚げと生ハムです。
――恵子 親子ということで遠慮がなく、オーダーを聞き忘れたときは娘から「ちゃんとしてね」と叱られています(笑)。それを見ていたお客さまから「仲良くやってね」となだめられたり、私たちもお客さまとの会話を楽しんでいます。私はオカンとかママとか恵ちゃんなどと呼ばれ、人生相談や恋愛相談を受けることもあります。それもまた嬉しいことですね。
 お店をやろうと考えだしてから開店まで3ヵ月。慌ただしく開店し、今までとは全く異なった生活をしていますが、今は第2の青春のような、楽しく充実した毎日を過ごしています。
――小百合 母がお店をやるから手伝おうかなという気持ちで関わったのですが、お客さまたちから学ぶことが多くて勉強の日々です。バラエティに富んだお客さまから、色々な意見や考え方を伺って、視野が広くなったように感じています。生涯現役でこのお店で働くことが、健康の秘訣、幸せだねと母と話しているんですよ。
 皆さん、私たちのお店に、ぜひお越しくださいね。






〜笑顔をつなぐ花贈り〜

2019年5月24日(金)

HANAFUKU(有)はなふく 森下達夫氏

 葬儀花を主軸としている当社を取り巻く環境も、近年激変しています。将来いかに展開するか?そんな時に先輩経営者の言葉『変わろうと思っていても、変われない人もいる』を思い出します。頭の中では、今のままではいけないとは解っていても、行動に移せないことはあります。当店は『笑顔をつなぐ花贈り』」をキャッチフレーズにし、ギフト花を求められるお客さまが増えつつあります。そういう風に、自分が目指す方向に向けて少しずつ変わりつつあることは幸せと実感しています。
 
 中学校時代から家業を手伝い、継ぐことは当たり前と考えていました。絵を描くのが好きで、美大を目指そうとも考えたこともありましたが、父親とは違った新しいカタチの花屋になろうと、4代目を継ぐために名古屋フラワー専門学院に入学しました。卒業後は非現実的な世界を見たくて、東京の広尾と神楽坂で修業しました。今では想像できないでしょうが、当時の僕は『ザ・若者』という感じで(笑)、オシャレで個性的なショップオーナーから鮮烈な刺激をもらい、飛び回っていました。東京に止まることも考えましたが、地元で自分の力を発揮しようと帰郷しました。今まで好き勝手なことをやらせてもらった家族への感謝と、家族愛が帰ってこようと決心した決め手になりましたね。
 地域性のギャップに苦しみ悩み、30歳を過ぎたころから少しずつこの世界が見えてきたように感じています。今まで受け継がれてきたものに、新しく自分らしさをプラスすることの重要性。店づくりにも言えることですが、こっちのいい所、あっちのいい所をバランス良く取り入れるのではなく、全ての世界観を突き詰めること。そしてお客さまのニーズを第一に考えて、『HANAFUKUらしい』商品フラワーギフトを提供することが大切と考えています。お陰さまで『HANAFUKUさんで頼めば間違ないね』という声をいただけるようになってきたことは嬉しく、毎日の励みにもなっています。
 花業界の役員をやらせていただいている関係で、伊勢志摩サミットなど多くの貴重な場面で花に携わる機会をいただいてきました。また当社業務の一例を紹介すると、知多半島はおろか世界的な企業の本社ロビーへの生花活け込みや、航空会社の賀正花設置の他、当社独自のお墓参り代行サービスなどを多く受注しております。また、所属している商工会議所青年部の愛知県YEGDAY会場(2017年)など様々なご縁をいただきました。4月19日からは、『DO LIVING ISSEIDO』内に店舗を移転しました。令和元年に相応しいさらなる店づくり、サービスに努めたいと思います。
 店頭に花を並べておけば売れる時代ではありません。販売チャンネルも多様化している今、専門店の強みを活かしながら勝負したいと考えています。(自負ですが)知多半島一番の花の取扱量、スタッフ人数・車両台数の多さでフットワークが軽く、冠婚葬祭で培ってきたノウハウ。これらの強みが、『変わっていくことが出来た』要因なのかもしれません。

もりした・たつお氏
■所在地/半田市北二ツ坂町1-10-10 DO LIVING ISSEIDO 半田本店内
■営業時間/9:00〜19:00 
■定休日/月曜日(祝日の場合は営業)  
■TEL/23-2972
■名古屋生花小売商業協同組合理事知多東支部長、当所青年部会員




体が変われば、人生も変わる

2019年4月18日(木)

スタジオ・ヨガの華(株) 竹内華奈子さん

 体を健康的に整えることが好きで、30年ほど前から水泳、アクアビクス、ジムなどのインストラクターとして携わってきました。
 『ヨガブーム』が到来した16年前に、体のケアにヨガが良いのではと思い始めました。子育てをしながらのヨガの勉強は、それなりの大変さはありましたが、元々学ぶことが好きなので、楽しみながら通った毎日でした。骨盤調整、アーユールヴェーダ、空中ヨガ等、いち早く学び、スタジオを開設してきましたが、体に良いものを取り入れて、生徒さんが健康で、美しくなるようなお手伝いをすることが、私の使命と思っています。
 体に良いものとは、「心地よさを感じられること」だと考えています。ヨガには様々なプログラムがありますが、私は体の感度を高めてアーユールヴェーダの理論を取り入れながら、コンディションの見える化を目指してきました。人の体の柔軟性や筋力などは十人十色で、その人に合った教え方があります。それぞれのコツやポイントを伝えて、効率よく成果が出る方法を会得したように感じています。30年という長い歳月が教えてくれたと実感しています。
 その30年間の集大成として、今年の1月から6人限定の『美Body3カ月集中コース』をスタートしました。実技はもちろんですが、体についての講義、座学等を実施し、普段のレッスンでは伝えきれない私の想いが詰まった新しい形の学びです。ヨガを教えるだけのスタジオにしたくないという想いは元々持っていますが、このコースは6人が互いに応援し合いながら、体を自分で調整していく習慣を身につけていただくために、私が全面的にフォローしていきます。自分ひとりで続けるのは容易ではありませんが、みんなで楽しく学んでいけば、成果は必ず得られます。
 「痩せたいからヨガを始める」
きっかけはそれぞれで良いと思います。でもヨガを通して人生が謳歌できるようになったら嬉しいですね。健康な体から美しさが生まれ、美は内面から発するものだと思っています。私自身、若いころ太っていた時代があり、悩みも多かったですが、ヨガと骨盤調整によって心身ともに健康を取り戻し、日々の生活も充実し、精神的にも強くなったような気がしています。相当穏やかにもなりました(笑)。そんな経験から『体が変われば、人生が変わる』と考えています。
 様々な方とのご縁をいただき、企業研修の講師として出張することも多くなりました。女性ばかりのクラスでのレッスンは気後れするという男性の方にも好評です。貸切スタジオとしてご利用される企業もありますが、レッスン全てオーダーメイドですから、どのようなご要望にもお応えしています。
 ぜひ、多くの方々に先ずは、ヨガと気軽に接していただけたらと願っています。

たけうち・かなこさん
■2007年「スタジオヨガの華」創立。15年アンチグラビティフィットネス(空中ヨガ)導入。17年CLACITYに2号店をオープン。
■日本ナチュラルヒーリングセンター認定 アーユルヴェーダ∞エグゼクティブプランナーAntiGravity®Fitness 認定(空中ヨガ)。b-iスタイリスト(骨盤調整)。サードメディスンアドバイザー。陰ヨガ指導者トレーニング経絡コース修了。
■美Body3カ月集中コース生徒募集中!(5月から1期スタート、6人限定、3ヶ月コース) 当所女性会会員。
■Bodyコンシェルジュヨガの華(CLACITY店) 半田市広小路町155-3CLACITY1F TEL.58-4568 http://yoganohona.jp/
■スタジオ・ヨガの華(北二ツ坂店) 半田市北二ツ坂町2-1-3 ワコービル 2F TEL.58-4568 http://yoga-hona.com/





やっぱり仕事

2019年3月20日(水)

エスケー化研(株)名古屋工場 橋口史佳さん 永吉真帆さん

――橋口 作業服を同僚から借りてきましたので、私は『○部』ではありません(笑)。今回、工場長から「ゲッポウに出てみない?」と言われ、「顔が出なかったらいいですよ」と答えたら、表紙にも大きく出るみたいで、戸惑っています。
――永吉 私も「一人では心細いようだから一緒に」と言われたのですが、地元半田の会員さんが見られるとお聞きし、恥ずかしい気持ちでイッパイです。
――橋口 私たちは4年前に入社しました。その時、高卒者は全社で10数名入社したのですが、半田工場は私たち2人だけでした。女子同士だったので、ホッとしました。
――永吉 お互いに柔道をやっていて、中学時代は試合会場で会っていたようです。階級が違うので試合をすることはなかったのですが、そんな共通点もあったので、最初から打ち解けて話すことも出来ました。部署はそれぞれで、私は業務課で出荷の送り状の作成や、電話の取り次ぎをしています。
――橋口 私は生産チームで、塗料の色を作る調色を担当しています。色は生産管理課の人が作ったデータに基づいて、私たち生産チームが調合し、品質管理課が色差計で測定し合否を決定します。1度で合格すると『やったー」と嬉しくなります。そんな時、仕事のやりがいを感じます。「やりなおし」と言われたくないので、いつも真剣勝負です。
――永吉 私は電話応対などに追われ苦戦しています。商品の缶数変更や色変更などの緊急な電話では、強い口調で話される方もいて、緊張し次第に声が小さくなってしまいます。特に部屋が静まり返っていると、大きな声で話すのは恥ずかしいので、会社ではどうしても小さな声になってしまいます。
――橋口 私は人との関わりではなく、個人で仕事をしていますので、そういう点では気がラクですね。おおよその流れが分かった入社1年くらい経ってから、1人で仕事を任せてもらえ、自分の仕事場所もいただけるようになりました。チームは4名いて、それぞれの場所が離れていますので、集中して作業ができます。何かあれば助け合いますが、基本的にはひとりで仕事をしています。
――永吉 ひとりで仕事をして、終業のチャイムが鳴ると、ひとりでさっさと帰っていってしまいますね(笑)。橋口さんはすごい仕事が早いですよね。
――橋口 当日の仕事がめちゃくちゃあっても、すごく早く終わらせることが出来たら「やるじゃん、私!」と嬉しくなってきます。仕事とプライベートを完全に分けたいので、仕事が終わったらさっさと帰宅します。仕事での残業は4年間で20回ほどしかしていません。でもやっぱり明日の仕事が気になり、遊ぶ気にはならなくて、週の前半は家に直行し静かに体力を温存しています(笑)。カラダは元気なのですが、何だか気が乗らないんですよね。
――永吉 私もそうで、プライベ−トは大切にしたいですね。それで1週間の仕事が終わったと実感できる金曜日が一番好きで、日曜日には明日に備えて、静かに待機しています。
――橋口 仕事とプライベートを分けているので職場の人たちと遊びに行ったり、悩み事を相談したりということもあまりないですね。永吉さんともそういうことはないですね。
――永吉 お互いに誘うのではなく、誰かからの誘いを待つというタイプなのでタイミングが合わないですね。買い物が好きですが、学生時代の友だちと一緒に行くことが多いですね。
――橋口 私も休日には住んでいる東海市や名古屋で遊んでいます。色々興味はありますが、今は一番気になっているのは、やっぱり仕事のことです。仕事をしているのは生活のためとも思っていますが、1人で黙々とできるこの仕事は私に合っていると思っています。 


はしぐち・ふみかさん
長崎県生まれ、東海市在住
趣味/旅行

ながよし・まほさん    
半田市生まれ、在住
趣味/買い物
好きなタレント/ジェネレ−ションズ



エスケー化研(株)名古屋工場
建築塗料・建築仕上げ材の総合メーカー
半田市潮干町1-2
TEL/29-3700




今年流の着方をご提案

2019年2月21日(木)

ファミリープラザマルアイ((株)丸愛) 越智澄江さん

――「月賦販売のマルアイ」として、認知されている方も多いでしょうね。
 昭和37年の創業当時は紳士服、婦人服、貴金属、寝具などを扱い、そのスタイルでスタートしたので、今も月賦販売のお店と思われていられる方も多いようです。時勢柄、現在では現金はもちろんカード、金券、キャッシュレス決済でもご利用いただいています。今はそれまでの商品に加え、バッグや靴、健康生活に必要な商品等を提供しています。女性洋品が主で、年2回お着物の展示会もしています(紳士物のイージーオーダースーツの展示会も年2回開催)創業以来のお客さま方には、長らくご愛顧いただき感謝しています。
――60年近いお付き合いですね。
 70代、80代になられても魅力的な方ばかりです。色々なことに挑戦され、趣味も多彩で考え方も前向きですね。生きてこられた年月の経験をされていますから、多くのことを学ばせていただき、将来、こういう女性になりたいと思えるような人生の先輩ばかりです。
――若々しく、オシャレも存分に楽しんでいらっしゃるのでしょうね。
 近年は私の世代のお客さまにも来店いただいていますが、どなたもオシャレを楽しんでみえますね。女子アナが着用しているような、お洋服を参考にされていらっしゃる方が多いようです。当店は流行を取り入れながら、ここならではのオリジナリティに富んだ商品を取り揃えていますので、ご満足いただけているかと感じています。
 私は保険会社にお勤めしていて、嫁いできてから少しずつお店と関わり始め、今は事務と接客が半々という毎日です。会社での事務の経験と、祖母が商っていた酒屋さんで、小さい頃にお手伝いしていたこともあって、今その経験が活きているかもしれませんね。元々お洋服が大好きで、大学時代はデパートのアパレルのお店でアルバイトしていました。大好きなお洋服と、関わることが出来るこの仕事はとても楽しいですね。
――素敵なお召し物ですね。
 今冬のトレンド素材の『フェレット』です。カシミヤよりも暖かく、モヘヤのようにフワッフワでとても軽くて着心地満点です。お客さまに自信を持って商品をお薦めしたいので、自ら着用して、その良さを最大限にお伝えしたいと思っています。私が着ているものは当店で扱っている商品ばかりで、もちろんこのネックレスもそうです。
――体型はそれぞれで、着こなしが難しいのではとは思いますが。
 例えば小柄な方なら、ハイウエストにし、それに合う靴をセレクトされれば今年流の着こなしができます。ファッションアドバイザーとして、コーディネートの提案などもさせていただいていますが、どなたにもお似合いの着方はあります。ぜひ、色々なお洋服に挑戦して新しいご自分を発見してください。
――新しいといえば、最近お店で始められたことがおありのようですね。
 主人が2代目社長になり15年、私も本格的に関わって10年ほどになります。新しいブランドや金の買い取りなどを取り入れ、主人と一緒に仕入に出かけより良いものをと模索しています。そんな中ご縁をいただき、月2回店内の一角でリラクゼーションの施術をしています。また、年末や年変わりにカラー診断を始めました。
――お二人らしいお店の展開ですね。
 色々なことを始めたいと思っていますが、私はやっぱりお洋服が好きですね。デパートも大好きで、休日にはデパートに行って1日中、お洋服や小物のお店を見ているだけで、幸せを感じます。両親がデパートマンだったという血が騒ぐのかしら(笑)。そんなキレイでオシャレな空間を当店にも取り入れて、多くの方々との出会いに感謝しながら、私たち世代の方も、もっと気軽に入れる店づくりをしていきたいと思います。


おち・すみえさん
豊橋市生まれ、半田市在住
趣味/ヨガを始めました。
当所女性会会員

ファミリープラザ マルアイ
半田市広小路町151-4
TEL/21-2858
営業時間
 9:30〜18:30(11月〜3月)
 9:30〜19:00(4月〜10月)
 それ以外の時間も
 ご連絡いただければ、営業します
休日/水曜日