

2023年1月30日(月)
いつも誰かが僕を導いてくれました。自分で作った味噌や醤油を使って飲食店をやろうと高校に入学しましたが、先生から「お喋り相手に適していると思うので、介護士は?」と薦められました。その頃は福祉関連の仕事はボランティア的なイメージが強く「ボランティア精神がある人と見られるのはいいな(笑)」とその道に進みました。介護の専門学校の先生に「先生に向いているから、現場で経験を積んで帰っておいで」と言われ介護施設で働きました。両親が共働きで、じいちゃん、ばあちゃん子の僕は利用者さんと話すのは嬉しくて、先生になった時に話せることをいっぱい作ろうと、毎日頑張り楽しく仕事をしていました。でも、その楽しさも長く続きませんでした。
母は25年前にアパートやマンション・戸建・事務所・店舗 ・駐車場・ 工場・倉庫など賃貸物件の管理会社を始めました。定年後に母の会社を手伝う予定だった父が突然亡くなり、母に導か
れるように家業に関わることにしました。入社したのは22歳で、それまで母の仕事に興味も持つこともなく、賃貸物件のことは何も知らず「違う世界に入ってしまった」と戸惑うことばかりでした。家賃滞納をした人に催促に行くと、身の上話を聞かされて僕も一緒に悩み、仕事の範疇を超えたお節介を焼いたりしていました。それを母が許してくれましたし、母は僕以上に関わってしまうこともあって(笑)。
希望を持って開業した人が家賃を滞納して退去していく姿を見て、衣食住の『住の仕事』は、人と深く関わらなければならないと実感しました。そこは介護の仕事とリンクする部分で、今までの経験を活かせるかもしれない、僕でも出来る仕事かもしれないとやりがいを持てるようになり、仕事が好きになっていきました。
当社は家主さんから物件をお預かりし、借主さんに一定のサービスをお届けし、家主さんの手を煩わせることなく家賃収入をお支払いするのが仕事です。そのサービスの度合いは人それぞれのようで、借主さんたちから「階段にゴミが落ちてるよ」「隣の部屋のカラオケの音がうるさいから注意して」「ビデオ録画が出来ないから来て」など、日常生活で気になることがあると連絡が入ります。即対応を心掛けているおかげで網戸の張り替え、鍵の交換、水道パッキンの交換など出来ることが多くなりました(笑)。クレーム処理は適職と思っていますが、僕の処理能力を超えるとちょっと言葉尻が強くなってしまうこともあります。でもすぐに「何て言えばよかったのだろうか」と自己嫌悪に陥り意気消沈しています。そんな繰り返しですが、借主さんと仲良
くなることで些細な情報(共有灯が消えているよとか)も入って来ますから、家主さん、借主さんとお話するのは大切な時間と思っていますし、とても楽しい時間です。興味を持たれる分野は様々ですので、どんな話にも対応できるよう、あちこちにアンテナを張っています。得意分野は芸能界全般です(笑)。
月1回ほどの家主さんへの訪問は、いかに楽しい訪問が出来たかがポイントと考えています。「いつ来るの?」「もうじき来るんだよね!」そういう連絡が増えていくのはとても嬉しいことです。もちろん仕事ですから楽しいことばかりではなく、会社存続のために死に物狂いで勉強した時期がありました。この業界は宅地建物取引士の有資格者が在籍することが必須です。勤めてくれていた有資格者の方が1年後に退職することになり、僕がその資格を取ることになりました。週2回の学校、仕事が終われば集中できる漫画喫茶で勉強し、40kg痩せました。今は戻っていますが(笑)。生まれて初めて本気になって勉強したので、ストレスがかかってしまったようです(笑)。
昨年11月に現在地に移転し社屋を建て、そのタイミングで僕が代表となり(母は会長に就任)気持ちを新たに日々邁進しています。会長の今までの経験や知識には及ばず、到底同じことは僕には出来ません。会長は真っ直ぐな人で、自分が決めたルールからはみ出ることはありません。それは尊敬すべき凄いことで、家主さんとの深い信頼関係もそこから生まれていると感じています。それがあったから長年、不動産会社の女性社長として務められたと思っています。ルールに縛られず、時には柔軟に、いい加減に対処するのが僕なんですね。会長といいバランスかなと思っています。
会長は相続や保険についてのスペシャリストです。僕は若さを武器に、トレンドや現状にあった提案ができるのではないかと密かに思っています。相続や保険、必要なこと全てのスペシャリストになるのが僕の目標です。そして、会長の担当している家主さんが「息子がいいね」と信頼して僕を担当者にと指名してくれたら僕の勝ちと思っています。その日に向けて毎日頑張っています。
■ 愛知県半田市岩滑中町3丁目73番地
■ 営業時間 9:00~18:00 ■ 定休日 土・日・祝
■ 24-0035 ■ https://www.toukaikanri.com/
TEL.21-0311(広報チーム)
2023年1月30日(月)
地元で愛されている花屋さんがネット販売に方向転換し全国にバルーンアートギフトを発送している。販売方法やギフト内容が変わったもののお客様の気持ちに寄り添いながら丁寧にお応えしているのは当初から変わらない。DCM半田店の北側に店舗を構え50年となる。生花や鉢物販売や冠婚葬祭用のアドバイザーとして長年、慕われる存在であった。
5年程前から店頭販売からネット販売へシフトし主流であった生花からバルーンを取り入れ見た目のインパクトや可愛さ、更には日持ちの改善に繋げていった。お客様の選択の幅を広げイメージが形になっていく楽しさや想いをお客様と一緒に作り上げている。
顔が見えない分、安心して注文できるよう努めている。「よくある質問」を設けお客様の不安を取り除くことや、注文内容に疑問があった場合、電話かメールでフォローを必ず行う。中には1時間程話すこともある。結果、「お客様が喜んでくれれば嬉しい」と言う。幅広い期待に応えられるようにチームプレーで行う。志が一緒の人、信頼できる人が周りにいることが大きい。それぞれのセクションには頼もしい人材がいて皆で協力しあう。ただ、ミスをして気が付かないことが一番怖い。流れ作業ではなく一点一点気を配りながら注意を払うことを心掛けている。「何でも言ってほしい」とスタッフに言いコミュニケーションにも努めている。
広告を出していない。お客様と向き合ってきたことを積み重ねセンスを磨いてきた。その結果がレビューの口コミの評価やリピーターに繋がっている。「花模様」としてネットから簡単に検索できる。
今、長女の山本陽江さんを中心に動いている。何事にも熱心な人で人が好き、そして人の笑顔が見たい気持ちが一杯あふれている。そんな人柄であるためお客様の要望に応え
られるよう努力を惜しまない。美容師経験や子ども好きが高じてアイデアが湧き出てくる。流行を取り入れ、たとえ世間が受 け入れるまで時間が掛かるものでも、後出しする
よりはと自分を信じて進んでいる。
以前から白のカーネーションをレインボーカラーに染めたものを花束にして自由自在に表現している。お祝い事、法事等のご要望にお応えしている。バルーンに文字や写真を直接印刷できオリジナル商品でよりお客様にとって特別感を与えられお喜びいただけている。また、インスタグラムで近況を常に更新、微妙な配色やバランスを考えた構図でこだわりのある方からも評価を得ている。
「作業場として使っているスペースを新たな見せ方としての活用を考えています。一つ一つの積み重ねがより多くの方へ喜びや感動を与えられるようこれからも頑張っていきます」
(取材:中村真由美)
【住所】半田市旭町5-28-1ビーイングビル1F
【代表】山田幸典
【創業】昭和47年9月
【営業時間】9:00~18:00 【休日】年中無休
【TEL】 21-0691
2023年1月17日(火)
代表の伊藤瑞恵氏は、10代の頃、テレビ番組で観た精神対話士の特集で、震災で家族を亡くし一人になったおばあさんが「周りの人たちも同じだから、辛いなんて言えなかった。あなたが話を聴いてくれて心が軽くなった。ありがとう」と涙する姿に感動し、いつか人を支える仕事をしようと考えていた。30代になり、自身が人間関係のトラブルで仕事上や私生活でも悩み絶望の淵に立った時、ある友人の言葉に救われた。「たった一人でも味方がいれば、最悪の方向に行こうとは思わないでしょ」この言葉をきっかけに10代の頃の決意を思い出し、仕事をしながら、カウンセラー養成学校に通った。交流分析を学びながら様々な人の悩みと向き合う中で、想いを言葉にできない人もいると気付き、箱庭療法を学び始めた。
箱庭療法とは、カウンセラーが見守る中、クライアントが自発的に、砂の入った箱の中にミニチュア玩具を置いたり、砂自体を使って自由に何かを表現したり、遊ぶことを通じて行う心理療法のことで、言語的面接と併せて行う手法である。言葉では想いを表すことができない人の心の内側に秘めたものが箱庭の中に表現され、それをカウンセラーが読み取り、共感することにより癒しの効果を得られる。
伊藤氏は、心理カウンセラーや行動心理士など資格を取得し、平成29年5月、箱庭療法カウンセラーとして『カウンセリングルームすずらん』を開業した。開業当初は、レンタルスペースや自宅で対応していたが、それではクライアントに対し十分な周知と安心したカウンセリングができないと思い、現在では独立したカウンセリングルームを構えている。業務内容として、通常のカウンセリングはもちろん、国家資格キャリアコンサルタント取得後はキャリアコンサルティングの技能を活かした就職・転職など仕事に関する悩み相談に応じている。
また、箱庭心理セラピスト養成講座を開講し、箱庭療法の基礎から実践運用までを指導しており、カウンセラーとしての起業希望者の他、スクールカウンセラーや学校関係者が受講している。
カウンセリングにおける相談内容は、人間関係や仕事関係(就職や転職、自身は何が適正であるのかわからなくて悩んでいる)が多い。人間関係の悩みには、じっくり話を聞いた上で、言葉で表すことが出来ない部分を箱庭療法により自由に表現してもらい、クライアントが前向きな気持ちを取りもどし行動できるように関わる。開業後5 年が経過し、新規のクライアントはもちろん、リピーターも増えてきた。最近ではペットロスの相談も増えている。ペットロスから立ち直りたいとの相談に箱庭療法を実施し、日常生活に支障が出るほどの悲しみを抱えていたクライアントは、ペットへの感謝の気持ちを持つことができるようになり、前向きな姿勢を取り戻した。ペットロスは正しい対処をしないと重症化し、鬱や不登校、家庭崩壊、時には最悪のケースにも繋がるという。今後は主にペットロスに苦しむ人のために、箱庭療法を活用した独自のカウンセリングに取り組んでいく。
全ては人の悩みを聞いて心を楽にしてあげたい、人を支える仕事がしたいという想いから…。自身の辛い経験を踏まえ、これからもカウンセリングに励む。(取材:竹内圭志)
【住所】半田市岩滑高山町7-42-1
【代表】伊藤瑞恵
【創業】平成29年5月
【TEL】080-4523-6567
【HP】https://suzuran-smile.amebaownd.com
2023年1月14日(土)
いちご狩りで有名な市野園芸では、施設内にカフェ「いちのいちごのあま~い隠れ家」をオープンしました。摘みたてのフレッシュないちごを使用した『いちごジャム』やカラダにじわ~っと染み込む『いちごスムージー』を販売しています。このほか、いちご狩りを楽しむためのアイテムも販売しています。是非お立ち寄りください。
代表/市野幸治
住所/半田市田代町156-1
営業時間/10:00~
不定期営業
HP/https://www.ichino-15.com
2022年12月27日(火)
楽しいは、美味しい!
小学生の頃から料理が好きで、フランス料理の料理人を目指しました。そのころにレストランウエディングが流行り出し、ウエディングケーキの担当となりました。今はケーキはパティシェ、料理は料理人と専門分野に分かれていますが、当時は言われるままに何でもやっていました。見よう見まねで始めたケーキ作りに魅了され、パティシェとして再スタートを切ったのは25年ほど前のことです。その後ケーキ店、レストラン、結婚式場で働き、今年5月にオープンしました。
僕は型にはまるのが好きではなく、どちらかというと自由奔放に生きてきて、勢いでオープンしたという感じです(笑)。ただ僕にとっては生涯最後の大きな決断で、やるからには全力で後戻りはできないと喜びと責任感の中でのスタートでした。オープン時がコロナ禍ということもあり、店名はひらめきで、un Calme(アンカルム)(穏やか、落ち着き)とし、ケーキを食べて、ほっこりしていただけたらという想いを込めました。
オープン当初は大勢のお客様がご来店され、嬉しい悲鳴を上げていました。作り手の僕と接客の妻、店の前で並ぶお客様の案内を中学生の息子が手伝ってくれ家族総出でてんてこ舞いでした。夏ごろには一息つき、最近はニコニコと心から楽しくケーキを作る余裕も生まれました。オープン当初は必死で、鬼の形相だったかもしれません(笑)。半田は妻の出身地とは言え、地縁もない私がオープン時から多くの方にご来店いただいているのは、今までお世話になった方々の温かい応援からです。以前『KItchen Kato』でデザートを担当していました。そのことが縁でオーナーの加藤さんからは店のPRやお客様へのご紹介もしていただき、支えてもらっています。恩返しも出来ていないのですが、周りの方々の優しさに常に感謝しています。
僕は僕の味を提供するために自分のペースで、一人で1から10まで作っています。そこは譲れないこだわりです。贅沢な仕事の仕方だと思っていますが、だから閃きも生まれると信じています。かつて先輩に「楽しく作らなければ美味しいものは出来ない」と言われたことがありますが、僕はいつもケーキ作りを楽しんでいます。季節によって、僕の気まぐれで、店頭に並ぶケーキ(13種ほど)は日々殆ど違います。その日の素材によって、これとこれを組み合わせれば美味しいし、僕も楽しいと手が動いてしまいます。今日のショーケースを Instagramのストーリーに投稿しています。クリスマスには楽しいケーキをご用意しています。(予約制)ぜひご覧ください。
ウエディングケーキはお客様の要望をお聞きし世界で一つのケーキを作るので、色々挑戦させていただき学ぶ機会も多くありました。お客様が喜んでくれれば僕も嬉しく、さらに美味しく、デザイン性に優れたものを追求していきたいと思って、自然にレベルアップしていく。そんな経験の積み重ねで、概念にとらわれない遊び心溢れるケーキを作れるようになったと感じています。
当店は青い小さな立て看板が目印で、住宅街に溶け込み、通り過ぎてしまいそうなこじんまりとしたお店です。お客様から「分からないから、もっと大きな看板にして』と言われていますが、そこも僕のこだわりで看板は小さいまま、頑固なんですよ(笑)。散歩中の方がふらりと入ってこられて1つ、2つのケーキとクッキーを買っていかれる。ご自分へのご褒美なんでしょう。とても嬉しいことです。
甘さは控えめにして、もう一つ食べてみたいと思っていただけるようなケーキ作りを目指しています。僕はよく家族に新作を試食してもらいます。家族の表情から商品化するか判断します。表情が曇っている時はそこから改良していくのではなく商品化自体をやめます。頑固なんです(笑)。最近はリピーターの方が多くなりました。「また、食べたい」そう思っていただけているなら、職人として最高の幸せをいただいています。
いつかは店を持つという夢が実現し、7ヶ月経ちました。ゆっくりコツコツと気ままに、楽しく、自分の味を届けるために贅沢な仕事の仕方をしてきました。このやり方は僕に合っているとは思っていますが、経営者としてパティシェとして、このスタイルでいいのかと模索中です。
夢は叶いましたが、考えること、悩むことも多く、さらなる挑戦が始まりました。ケーキ作りの好きな僕は、その悩みも楽しみたい!それこそ贅沢ですね(笑)。
■半田市乙川太田町1-18-3 乙川小学校近く
■営業時間 11:00~19:00(売り切れ次第終了)
■定休日 木曜・金曜(臨時休業有り) ■TEL.26-1158