半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

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お肉専門店 石川屋岡崎戸崎店オープン

2024年10月2日(水)

株式会社石川屋

同社は、8月29日(木)に新店舗岡崎戸崎店をオープンした。
「よい肉を毎日食卓へ」をお客様への約束として掲げ、知多牛、知多和牛、知多半島産の牛豚を中心に、お肉専門店ならではのお惣菜、お弁当などを販売。同時に青果コーナーも地元の野菜・果物を中心に販売している。(碧南市「ぜんめいや」協力)

店舗情報
「お肉専門店 石川屋岡崎戸崎店」
住所/岡崎市戸崎町屋敷93-1
TEL/0564-73-0009
営業時間/11:00~18:00 ※営業時間は変動する場合がございます。
定休日/水曜日

事業所情報
事業所名/株式会社石川屋
所在地/半田市十一号地18-28
代表者/石川大介



全国新酒鑑評会 金賞受賞

2024年10月2日(水)

中埜酒造(株)

同社は、令和5酒造年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞。7月24日に当所に受賞の報告がされた。
金賞を受けたのは大吟醸酒で、後切れのよさや華やかな香りが評価された。
受賞記念として、「超特撰國盛 大吟醸 金賞受賞限定酒」を数量限定で販売中。酒の文化館またはオンラインショップで購入可能。

代表者/中埜昌美
所在地/半田市東本町2-24
TEL/23-1231
HP/https://www.nakanoshuzou.jp/
酒の文化館定休日/木曜日(祝日の場合は翌日)、お盆、年末年始



『豊かな暮らしを提案します ~Furniture that you can enjoy living with.~』 

2024年10月2日(水)

有限会社大和屋家具店


 今回訪問させていただいた会員企業は、1899年(明治32 年)創業の老舗で、現在半田市更生町に店舗を構える有限会社大和屋家具店。そこで現在4代目として活躍している淺井泰博社長より話を伺った。
 同社は、淺井社長の曾祖父、淺井芳平氏が当時、名古屋尾頭橋で家具製造・販売業を営んでいた「大和屋」から暖簾分けにより、半田市成岩の地にて創業した。その後、何度かの移転を経て大正時代には現在の場所に移転し、現店舗は、平成14年に
旧店舗から建て替えられた。現在、創業当時に行っていた家具製造はしておらず、家具やインテリア雑貨の販売、家具のレンタルが主な事業内容である。同店は天然木を使用した、いわば質の高い家具を取り揃えている。「家具は長く使っていただくことで味わいが出ること、またそうすることで使っている人の暮らしに寄り添っていくもの」と淺井社長は家具への想いを伝えてくれた。そのためスタッフがお客様と接する時には、商品のこと、使い勝手のこと、材質のこと、そしてメンテナンスのことをしっかり説明し、お客様のニーズにあった家具、更にはお客様のライフスタイルに合わせたコーディネートを提案することで、より豊かな暮らしの実現にお手伝いすることを心掛けている。

~家具ブランドSOLIDとの出会い~
 創業120年の節目を迎えた2019年、家具ブランド「SOLID」の取り扱いを始める。「SOLID」の製品は、100%天然木無垢材で自然素材を多く取り入れた家具である。無垢材はウォールナットやブラックチェリー、レッドオークの3 種を揃え、ソファやチェアに使用される革も天然素材が使用されている。無垢材、張地、形状などお客様の好みに合わせた家具を提供できるクオリティの高さが実現されたものであり、淺井社長が一目惚れしたブランドである。同社のSOLID商品取扱いに際し、関係者からの理解・協力を得ることができ、また売り場づくりには同店スタッフが夜遅くまで付き合った。そして、同店2階の一部がSOLIDの商品が揃うショールームとなり、『SOLID CHITA』としてオープンした。
 SOLID CHITAオープン以降、同社の商圏はこれまでの知多半島中心から、尾張から東三河に至る愛知県全体まで広がった。淺井社長は「ホームページやSNSで発信することで、お客様は遠くても良いものを求め来店される。私たちスタッフも丁寧な接客を心掛け、お客様に実際に見て触れていただき、納得の上お買い求めていただくことを心掛けている」と商品力だけでなく、おもてなしにも力を入れている。

~新たなロゴ、創業125年を迎え新たな出発~
 2024年8月、店舗外装工事完了にあわせ新たな看板とともに新たなロゴがお目見えした。「Y」は、「U」と「I」からできて
おり、「U」は「あなた=お客様」、「I」は「(私)大和屋家具店」を意味している。「U」と「I」二つが揃い「Y」となる様は、「お客様を支える、寄り添ったご提案の場」である大和屋家具店を表しており、淺井社長の「お客様に寄り添っていくことで末永くお付き合いしていきたい」という想いが込められている。
 今後の展望として、「都市圏にアンテナショップを出店し、SOLID商品をはじめ当店の取扱商品の認知度を高め、半田の店舗への集客を図り、会社を成長させるとともに街の活性化にも寄与していきたい」と淺井社長は抱負を語った。
(取材:竹内圭志)

住所/半田市更生町2-151-8 Y’sコート1、2F
代表/淺井泰博  創業/明治32年4月
営業時間/10:00~19:00  定休日/木曜日
電話/21-1012
URL/https://yamatoya1899.com



自身に厳しくNO.1を目指す

2024年10月2日(水)

アクサ生命保険株式会社 名古屋支社支社長 稲垣 佳樹氏

就活時、金融業界は人気企業だった。二人の兄が金融業界に身を置き、同社に在籍する次兄の友人から「日本団体生命保険(現アクサ生命保険)は、いい会社だよ」と助言を受け、入社し37年が経った。
 「入社以来、春日井営業所を皮切りに、営業社員の指導や育成に携わってきました。当社は商工会議所会員企業の福利厚生制度(生命共済・退職金共済制度、リスク対策や事業承継など)をサポートしています。私は商工会議所に育てていただいたと言っても過言ではなく、現在も県内の尾張地区13商工会議所とお付き合いをさせていただいています。今まで四国、沖縄以外の営業所に勤務し、仕事内容や出会う方も様々で刺激を受けながら、充実した日々を送ってきました。赴任地では休日に付近の観光へ出かけ、北海道ではスキーやスノボ、キャンプ、銚子海岸ではサーフィンを楽しむなど、旅行が好きで何にでも挑戦したい私はそれぞれの土地を満喫し、転勤は好きでした。ただ、何度も転校した子ども達は友人との別れを繰り返し可哀想でしたね」
 26歳で営業所長となり、54歳で支社長に就任。今年1月に現職に就いた。人々との出会いは楽しかったが、慣れない地域性に戸惑ったり、戦場と化したようなアクシデントに遭遇したこともあった。どんな時でも相手の自主性を尊重しながら、しっかり話を聴き、話し合いながらコミュニケーションを図ることを大切にしてきた。それによって社員の心を一つにして、同じ方向を向き目標を目指してきた。
 「時として自分と闘うこともありました。あれこれ失敗もありましたが、リスク管理をしながらプラス思考に捉える大切さを仕事を通じて学びました。どんな時にも判断するのは自分自身であり、諦めずそれを克服することによって、新しい世界が開けてくると信じています。私自身、こうと決めたら粘り強く挑戦し続けてきました。へビ年だからでしょうか(笑)。
色々なことにアバウトなのですが、拘ってきたことはただ一つ、『数字を達成する、成果を出すこと』だけです。体力や精神力、決断力を求められる時も多々あり、学生時代にテニスで体力、空手で精神力や集中力が養われたことが役立っていると体感しています」
 拘ってきた数字の達成はその粘り強さ、精神力が形となり、今年上半期(1月~6月)は全国41支社の中で5位の成績に輝いた。また、それぞれの営業所が商工会議所と連携して実施する商工会議所共済『ベストウィズクラブキャンペーン』で半田営業所は今春、2年ぶりに目標額を達成。全国515商工会議所の中で、上位10%に入る順位を獲得した。
 「社員が頑張ってくれたこと、当社の半田営業所と半田商工会議所との連携を密にしたことが最大の要因だと思っています。元々、日本団体生命は1934年に日本商工会議所が設立し、初代会長は商工会議所会頭でした。支店によっては会議所の専務や常務が支店長を兼ね、共済の推進は職員が担当というほど縁の深い会社であり、まさに商工会議所と共に歩き、成長してきました。この10月からは(11月末まで)秋のキャンペーンが始まります。会議所職員さんと、私どもアクサの担当社員が会員事業所にお伺いします。この機会にぜひご検討いただきますようお願いいたします」 
 入社以来、一貫して人と会うことが仕事とも言える営業の最前線で働いてきた。保険営業の中で一番困難であり、かつ大切なことは人間関係の構築であり、『営業は物を売るのではなく自分を売る』ことが本質であると、経験を重ねながら体得してきた。営業所長を統括する立場にある今はそれらの学びを活かし、次なる目標、名古屋支社と尾張地区13商工会議所のより密な連携を図り、全支社の中でナンバーワンになることを目指す。それは会員事業所福利厚生制度が充実した証でもある。また、『第一印象は視覚情報が55%』とも言われているが、健康経営を売る会社の健康経営推進シニアパートナーとして健康に拘り、自らの体型を維持し健康も保持してきた。
 「自分自身の健康寿命を伸ばしたいこともありますが、週の半分くらいはお付き合いでアルコールを飲む機会があり、体調管理を心掛けています。基礎代謝を上げるために、食べ物に気をつけ、平日はジムで10キロほど走り、土・日は家の周辺をランニングしています。旅も心の健康を保っているのに役立っているかもしれません。途上国への旅行には家族は付き合ってくれないのでバックパッカーとして旅します。その国を通常3万歩ほど歩き文化に触れ、経済の流れなどを見て、個人的に視察をしている気分です(笑)。今年のお盆休みは一人でハワイでサーフィンをしてきました。そういう趣味を楽しむのも有意義な旅です」
 好きな酒を飲むために走っていると苦笑するが、走ることは頭の中で物事が整理でき、気力も湧いてくる貴重な時間であり、健康維持のためにも酷暑の夏でも積雪する極寒の中でも走り続けてきた。スポーツから培った『初心貫徹』は、生きるための大きな財産となっているようだ。目標に掲げた『全社ナンバーワン』。粘り強い挑戦を続けることによって、それは近い将来、形となって現れるだろう。

●ちょっと一息●
 16年ほどの単身生活中は、たまの週末に家族のもとに帰るというパターンでした。その時は家族揃って歓待してくれて(笑)、その延長線で今も家族一緒に行動することも多く、旅行も一緒に楽しんでいます。体育会系の家族で各々が「やるからには、優勝を目指す」と向き合ってきたので、みんな元気で根性は座っています(笑)。今も家族で一緒にテニスをすることもあります。運動した後の家飲みはいつものことで、息子や娘の友人も集まってくることも多く、私もその中でしっかり自分のポジションを確保して楽しんでいます。

1965年岡崎市生まれ、名古屋市在住。1988年中京大学商学部卒業。同年、日本団体生命(株)入社、春日井営業所配属。小牧、尾鷲、鹿児島、栃木、新潟、長野、札幌、千葉、福島、
三重などの営業所長を勤め、旭川支社長を経て、2024年現職。健康経営推進シニアパートナー。当所議員。



『きなこ』にこだわった、きなこづくしの和菓子

2024年10月2日(水)

和風sweetsきなこ 蜷川成彦さん

『作ることが好き』『食べたお菓子が美味しかった』ので飛び込んだのは半田市内の老舗和菓子店でした。今、考えると特に深い理由もなく進む道を決めてしまったようにも思いますが、自分にあった選択だったと実感しています。何よりも、もの作りの世界は魅力的で、休みの度にあちこちに花を見に行っていたほど花が好きなので、花を題材にしたお菓子を作るのは楽しかったですね。和菓子職人は本物を見ることが大切で、趣味が学びになり得した気分でした(笑)。ただ手先が不器用なので、人より少し努力が必要だったと感じています。勤めた38年間に『技術と人間関係』を学んだことで今の私があると思っています。
 『一級菓子製造技能士』の資格習得はひとつの目標でした。当時は子どもが小さかったので、騒がしい自宅ではなく、マンガ喫茶で勉強しました。久しぶりの勉強は結構大変でしたが、その目標を達成した時は嬉しかったですね。2019年、これからのことを考えた時に再出発するなら今と54歳で退職しましたが、運悪くコロナ禍の波が押し寄せてきました。変更を余儀なくされ、客として通っていた飲食店に雇ってもらいました。程なくして母が亡くなり、2023年の年明けには、父に余命宣告が
下され、介護に専念しようと2月に飲食店を退職しました。たった3週間後に父は旅立ち、またしても無職になった私は、5ヶ月後に和菓子店をオープンしようと動き始めました。十分に考える時間もないドタバタした毎日でしたが、飲食店で働いていた時に、一人で出来る範囲で商い、自宅の駐車場にキッチンカーを停めて、それを店舗にしようと決めていました。そして何気なく目にしたテレビで『きなこ』を作っていたのを見て「きなこを極めて、きなこにこだわった店にしよう」と密かに計画していました。
 キッチンカーはタイミングよく知り合いから購入できたのですが、納得できる『きなこ』を完成させるまでに時間がかかりました。きなこは大豆を自家焙煎して作り、大豆の産地、焙煎具合によって色や香りに違いが出てきます。妹家族に何回も試食してもらい「これだ!」と思うものがやっと完成しました。付き合ってくれた友人にも感謝です。きなこを使ったお菓子屋だから『和風sweets きなこ』。難なく店名も決め、きなこの文字は自作です。少し酔って書いたので、書体と私の見た感じにギャップが
あるでしょう(笑)。愛車のオートバイも売り払い、昨年8月20日に心機一転、気持ちも新たにスタートラインに立ちました。

厳選した原材料に添加物を使用せず、健康を第一に考えたお菓子です。挽いたばかりの香り高い自家焙煎きなこで、こし餡を包んだ『わらび餅』。ぷるぷる、とろける食感の『羽二重餅』『くず餅』が自慢です。その他、四季折々の和菓子、シュークリーム、プリンなど和洋折衷の商品ほとんどに、きなこを使用し、きなこの販売もしています。きなこは動脈硬化の予防やエイジングケアにも期待ができるそうで、一度に300gもお買い求めになられる方もいて私も驚いています。和菓子は最初に目で味わうお菓子で、形が重要になってきます。長年勤めていた店のお菓子の形を手が覚えていて戸惑うことがありますが、その形をアレンジして『きなこ流』にするよう努めています。ハートが好きで、様々なお菓子にハート愛を込めています。
開店して1年余り、店舗が本通りから1本外れた所で分かりにくいので、まずは宣伝と姪っ子に指導を受けながらインスタグラムに商品を投稿しています。インスタの威力は凄いですね、遠くは岡崎や春日井からいらっしゃる方もいます。先日は姫路の方が「インスタを見て美味しそうだったから、旅行先をこちらにしました」と言われて感激しました。月に3・4回インスタを見たイベント主催者からの依頼で、キッチンカーで出店しています。色々な方とお会いできることは楽しくて、キッチンカー仲間との繋がりもでき、交友関係が広がりました。意外だったことは、テレビ局からも「インスタを見て取材に来ました」と言われたことです。SNS、Xなど始めればいいのでしょうが、とてもその余裕はありません。友人からは「1日に2回インスタに投稿しなさい」と言われるているのですが、新商品を作った時に投稿するのが精一杯です。
 買い物も飲みに行くのも、いつでもどこにも着ていく、きなこ色のTシャツは私のお気に入りです。先日あるスーパーに行ったら「美味しそうな色のTシャツですね。どこにお店があるんですか?」と尋ねられました。早速、持ち歩いている名刺をお
渡ししてご挨拶したら、翌日買いに来ていただけました。このTシャツも凄いです(笑)。
「美味しい」に自信があります。きなこ色のキッチンカーで「美味しい!」を味わってください。

■ 住所/半田市住吉町3-177-2  TEL/090-3254-7321
■ 営業時間/9:00~無くなり次第終了
  不定休になりますのでお越しの際はお電話いただけるとありがたいです