2021年11月18日(木)
今年10月に花園町に店を構えて10周年を迎えたのが、今回ご紹介する「DOG SALON ROYCE-ドッグサロンロイス-」である。2020年4月にドッグアパレルの製造販売を本格化するために法人化した。
代表の松原朱里氏は生まれは刈谷市だが、様々な縁に恵まれ、花園町でドッグサロンを開店することとなった。もともと犬が大好きで、ご自身も5匹のワンちゃんと一緒に暮らしている。ペットサロンの道に進んだのも、飼っているワンちゃんを自分好みにトリミングしてくれる店舗が見つからず、それならば私がなればいいと考えたからだそうだ。はじめは実家の刈谷市にあるペットサロンに就職し、5,6年勤めたのちに独立することとなった。当初は亀崎に居住しそこでペットサロンを開業した。1年程経過したころ、現在の花園町に居住と店舗を移し、現在に至る。 16,7年程前に自分自身に大きな影響を与える人物と出会った。独立をするきっかけだったり、経営に関するノウハウを教えて頂いたりと、人生においても、会社経営においても、松原氏にとって大切な人となったという。ドッグサロンの店舗名である「ROYCE(ロイス)」もその方が飼っていたワンちゃんの名前をいただいたそうだ。また、最高級車「ロールス・ロイス(Rolls-Royce)」と同じスペルで、これには他とは違うワンランク上の上質なサービスとリラクゼーションを提供するという意味も込められている。
その店舗名のとおり、「キレイに、オシャレに、健康に」をコンセプトにワンちゃんの性格や毛質やコンディションなどを考慮し、細部まで丁寧に施術が行われる。美しい仕上がりはもちろんのこと、ワンちゃんに負担・ストレスが少ないのも嬉しい。卓越した最高のトリミング、最上級のシャワーケアで訪れるゲストと大切なワンちゃんに高品
質なサロン体験を提供し続けている。
そして、2020年4月よりドッグアパレルの製造販売を始めた。始めたきっかけはドッグサロンのお客様だった。これまで、既製品の服をかわいいと思えずにいたが、そのお客様がデザインし、作られた洋服はとてもかわいく、一緒に暮らすワンちゃんに着せたいと思った。そこから、その洋服を自分が楽しむだけでなく、多くの人にも販売したいとえ、本格的にドッグアパレルの製造販売を行うこととなった。ドッグアパレル「PP*closet」はネット販売が主で、店頭での販売はされていない。
ぜひホームページでそのこだわりの洋服を見てほしい。『大人も欲しくなる上質なリアルクローズを…』をコンセプトに掲げ、大人も欲しくなる上質な普段着に拘り、ベーシックな服を中心に、時には遊び心を少々プラスし愛犬の魅力を最大限に引き出せる形にデザインされている。
ドッグサロンもドッグアパレルも、訪れるゲストとワンちゃんがより幸せに過ごせるように寄り添い、それぞれに合ったサービスを提供する。愛犬とともに暮らしている方はぜひ一度体験していただきたい。(取材:濱島千尋)
【住所】半田市花園町4-2-2 【代表】松原朱里
【創業】2011年 【営業時間】10:00~19:00
【定休日】水・木曜日 【TEL】58-0613
【HP】DOG SALON ROYCE http://royce-dog.jp/
PP* closet http://pp-closet.co.jp/
2021年11月17日(水)
『木曽路はすべて山の中である』中津川市馬籠を故郷とする島崎藤村の名作『夜明け前』の書き出しである。氏もそんな山々に囲まれ御嶽山を臨む村(現在の木曽郡木曽町)で生まれ育った。そのため海への憧憬が強く、海を見ながら仕事がしたいと、東京、横浜、神戸等の五大港に拠点を持つ同社の国際輸送事業部に入社した。
「名古屋国際輸送支店で、輸入担当者として荷物の通関手続き等に関わりました。私たちの日常生活の必需品や玩具、考えてもいなかったようなものまで輸入され、一番驚いたのは大量の位牌と白装束でした。海が見える現場に行くのが楽しみで、いそいそと出掛けたものです(笑)。名古屋港、四日市港、豊橋港に勤務し29年ほど望み通り常に海の近くで働いてきました」
一貫して机上での仕事だったが、時間が許せば現場に出掛け、荷物の積み下ろし等を手伝った。机上で考えた通りに仕事は進まない。実際に携わることによって、より的確に仕事を理解し成果が現れることを体感した。同時に一緒に汗を流すことで、互いに親近感が生まれ信頼関係が保たれることも実感した。それは元来、体を動かすことが好きということもあったが、会社の業績を上げるための根幹である現場を尊重した姿勢でもあった。
「当社はトラック・陸上輸送、引越し、倉庫業等の関連会社があり、社内の様々な部署や関連会社への出向を通じ、会社全体の主要業務に関わる機会を得ました。海外引越業務にも携わる関連会社を経て、半田支店への赴任は昨年の10月でした。ここは引越し、陸上輸送、鉄道コンテナ、衣浦港に関わる海の仕事と多岐にわたります。今までそれぞれの仕事を少しずつ噛ませてもらい、経験してきたことを参考にして対策を考えることができ、恵まれた職歴と感じています。何にでも首を突っ込んでいくタイプで、やってみたい、見てみたい、聞いてみたいという想いが伝わり、色々な部署に回していただけたのかもしれません(笑)」
上司や同僚、部下などから困った時に手を差し伸べられ、人にも恵まれてきたと振り返る。立場上、年長者に仕事を依頼する難しさに悩んだり、その旺盛な知識欲故に熱くなりすぎることも時としてあるようだが、自分を律するように意識していると言う。
「そんなに気が長い方ではないので、出来るだけ冷静になりカリカリしないようにしています(笑)。仕事は一人では出来ませんし、助けてもらうことが多い中で、人間関係がキーポイントです。特に半田支店は少ない人数(40人ほど)で仕事を回していますので、みんなが輪になって協力し合っていくことが重要です。そして、何といっても一番大切にしたいことは安全です。就任時にも『安全第一』を謳いましたが、社員が元気に出社して笑顔で帰る職場が一番と考えていますので、怪我がなく毎日の仕事に向き合って欲しいと願っています。職場が上手く回っていけば、楽しく仕事ができ、コミュニケーションも密になり、業績は付いて来ると信じています。私自身、みんなと同じ目線で話し合うことを信条とし、ここで1年生の私は不安な時にはアドバイスをもらって
います」
『仕事は楽しく』は、上司からの言葉『仕事は楽しく、遊びは真剣に』に起因する。それには先ず自分が楽しく仕事をすること。そうすれば自ずとして周りの人も楽しいのではないか(その反対もあるのかなと苦笑するが)と、その言葉を心に刻み、今まで仕事に向き合ってきたと言う。
「私自身、辛いと感じた仕事もありましたが、捉え方ひとつでどうにでもなるのではないでしょうか。辛くても終わった時には満足感や達成感を得ることが出来るかもしれないし、辛い中にも何か楽しいことを見つければ、仕事の仕方も変わってくるのではないでしょうか。難しいですが、ポジティブに考えるようにしています。私の座右の銘は『日日是好日』です。このような気持ちで毎日を送りたいと思っています」
念願であった海を眺めての仕事。多忙な中で、生まれ育った山々に囲まれた風景に想いを馳せ、有り余る自然の中で育った心豊かな日々を懐かしむ。『ふるさとは遠きにありて思ふもの』のようだ。
●ちょっと一息●
当社はグループ統一のブランドアイデンティティを決定し、持株会社「NIPPONEXPRESSホールディングス」として来年1月4日から新経営体制に移行します。それに伴い140年前から親しまれてきたマル通マークと別れを告げ、新しいロゴマークが誕生します。(新ロゴマークは英文社名NipponExpressの短縮形である“NX”をデザイン化し、フレッシュグリ
ーンとネイビーブルーの2色)子どもの頃から慣れ親しんできたマル通マークが見られなくなるのは寂しい気もしますが、今後とも既成概念に囚われることなく、新しい時代の流れに沿った意識を持って仕事に向き合い
たいと思っています。
個人的には、趣味はこれといってないのですが、釣りと登山、ゴルフと体を動かすことが好きです。故郷で暮らす母親を思い、帰れそうな時には帰省し、噴火前には御嶽山に登っていました。
1968年長野県木曽郡木曽町生まれ。92年名古屋学院大学経済学部卒業。同年日本通運(株)名古屋国際輸送事業部入社。名古屋港、四日市港、豊橋港に勤務し、日通名港運輸(株)代表取締役を経て、2020年現職。名古屋市在住。当所議員。
2021年11月17日(水)
主人とは中学1年生で同じクラスになって以来、長いお付き合いになりました。高校も同じで卒業後はみんなでカラオケに行ったりして遊んでいました。ずっと知ってて安心感があって、そんなご縁で結婚しました。私の実家も自営業だったので、商売をやっているおうちは馴染み深かったということもあったと思います。
結婚と同時に家業のお手伝いをしました。地元の金融機関に勤めていたとはいえ分からないことばかりで、先ずは会議所さんの簿記初級講座を受講しました。3級整備士、保険業務に携わる資格を取りましたが、実家の母から「自分が身に付けたことは、誰からも盗まれないよ」と言われていたことが頭にあって、今では考えられないほど頑張っていましたね(笑)。
結婚当初は、気ままに暮らしていた独身生活からの変化に戸惑うことも多かったのですが、今ではすっかり強くなって(笑)。(主人は我慢しているかも)仕事も覚えて自分が出来ることが増えると、自信を持ち自然に強くなっていくんですね。
元々、義父母、義姉との家族経営ですが、今も義父母、甥、従姉妹の子ども、長女(産休中)、私たちの7人で仲良く働いています。15年ほど前に主人が代表になった時に中部運輸局
指定民間車検工場となり、義母から経理を一任されました。信頼していただき、とても嬉しかったのですが、やっていけるかしらという重圧も感じました。でも、今まで通りやっていけばいいんじゃないかな、頑張ろうと決心しました。今も決算時には数字を報告し、アドバイスをいただいています。義父母が元気なのはとても有り難く、今の私たちがあるのは、創業者である二人が頑張ってくれたからと感謝しています。
地元亀崎の人たちは潮干祭を中心に生活をしているような人が多く、お祭りが近くなると主人たちも仕事そっちのけで(笑)出かけることが多くなります。そんな時は、お客さまにご迷惑がかからないような態勢を取っています。そういう臨機応変に対応出来るのは家族経営ならではの利点と実感しています。ただ、その反動ですごく多忙になってしまうこともありますが、無理をきいてくださるお客さまたちには頭が下がります。
「地元のお客さまを大切にしてね」義父母から常日頃言われている言葉です。そのためには、先ず私たち従業員が、心を一つにしていくことが大切なことです。それぞれ年齢層が異なり、考え方もそれぞれです。中間層の私たちがみんなを上手くつなげていって、地元の方たちが望む仕事をしていくことだと思っています。地元密着で迅速な対応を心がけています。主人も少しでも地元のためにと消防団、幼稚園、小・中学校PTA活動などのお役を受けてきました。ここ亀崎は人と人とのつながりが密で温かい地域です。周りの方々に助けていただいて
いることは多くあります。
そういう人との出会いで、私も2年ほど前に会議所さんの女性会にお誘いいただきました。今まで仕事をこなすので精一杯だったのですが、入会を機に出かける機会も多くなって顔見知りの方々も増えました。様々な年齢層、色々な職種のメンバーからのお話を聞くことが出来て、女性会は楽しく学びの場になっています。
今では2人の娘も結婚して夫婦二人の生活になりました。ずっと一緒で互いに遠慮もなくなったので、仕事中は異論を唱えることもありますが、買い物や映画に一緒に行き、基本的には仲良し夫婦かな?!でも自宅に帰れば自分の時間を大切にしています。コロナ禍の前は、私はレイトショーを楽しんでいました。今は家でゆっくり映画を観ることが至福の時ですね。
今、長女が産後の里帰り中です。私が子どもが小さい頃はこの事務所で育てたように、彼女もここで働きながら子育てをしていくことでしょう。孫の成長、楽しみがまた一つ増えました。
■ 所在地/半田市亀崎町10-80 ■ 営業時間/8:30~17:30
■定休日/日・祝・第4土曜日 ■ TEL/29-0680
2021年10月28日(木)
名鉄成岩駅前に飲食店舗を構える同店は、コロナ禍で店舗営業ができない中、日常の中に少しでも、笑顔が増えることは無いかと考え、TUKTUK(タイの三輪タクシー)を導入しました。その名も「ジメトゥク」。子どもたちがジメトゥクに乗って笑顔になり、家で話題にして家族が笑顔になる。大人が乗れば、改めてまちの魅力にも触れることができる。そのような人のつながりを大切にしたい想いだ。また、半田の魅力発信にも努めていきます。現在、広告スポンサーも募集中。
代表者/榊原敏満
住所/半田市栄町4-1-1
TEL/26-4539
URL http://ps-jime.com/
2021年10月28日(木)
犬の保護活動を行っている同社は、『わんこのデイサービス HUG』を10月27日にオープンしました。老犬や要介護の犬を一般家庭と変わらない環境で、飼い主さんに代わり日中お世話します(※看取り期要相談)。
施設内には、疲労回復などに効果がある「酸素カプセルボックス」を完備し、人とペットが一緒に入ることができます(人だけの利用も可)。また、ドッグフードやペット用品などのショップも併設しています。
売上は、小さな命を救うための活動費となります。
※個室完備
※冷暖房完備
代表/塚本恵
住所/知多郡武豊町壱町田184-50
TEL/89-0001
HP/https://dogrescuehug.wixsite.com/sakurasaku