2023年3月6日(月)
知多半島を中心に、電気工事全般の事業を請け負っている同社は、このほど事務所兼倉庫を市内大池町に新築。多くの皆様へ安全に電気をお届けしている同社ですが、今後もより安全な施工・作業効率の向上を心がけていきます。従業員募集中の為、やりがいをもって仕事をしたい方はぜひお問い合わせください。
代表/藤原真吾
住所/半田市大池町1-32-3
TEL/0569-84-2920
2023年2月16日(木)
市内南二ツ坂町のサンドラック店舗の2階に新たに移転リニューアルオープン!
『完全1対1の個別指導塾』とプログラミング対応の『ロボット教室』、読書が好きになる『ことばの学校』など等を運営する塾になります。
無料の体験授業もありますので、お気軽にお問合せください。
塾長/竹内 功 住所/半田市南二ツ坂町2-2-1 2F
TEL/84-9030・89-9871 定休日/日曜日
URL/https://aichi.nohvas-juku.com/handamiyaike/
2023年2月2日(木)
このたび同センターでは、新棟が完成し2月より運用を開始しました。プライバシーに配慮した女性専用エリアや最先端の検査機器を導入し、今まで以上のサービス向上、質の高い検査を提供します。
建物は4階建てになっております。正面玄関を入ると1階はエントランスホ-ルがあり、その奥にはMRIやCT等の最新の画像診断装置、胃内視鏡検査室等があります。2階が健康診断フロアとなっています。3階はスタッフル-ム、さらに4階は合計300名収容できる大ホールになっています。医療や予防医学等のさまざまな研修、研究発表会、学術講演会などの用途に活用し、地域医療等の発信拠点の場としていきます。
住所/半田市神田町1-1
代表/半田市医師会会長 竹内一浩
健康管理センター所長 新海眞
TEL/27-7887(健診、人間ドックの予約・問い合わせ)
URL/https://handa-center.jp/
2023年1月30日(月)
金融機関は午後3時で閉店する、早く帰れるだろうと入庫した。その期待は当たり前のように外れ、当時は残業続きで大晦日まで仕事という激務の連続だった。入庫して38年、昨年6月の知多信用金庫総代会で理事長に就任した。同金庫のトップ交代は5年ぶり、齋藤前理事長(現会長)は氏を10人の役員の中から選任した折り『当金庫をよくしてくれる、職員のためによく動いてくれるだろう、そういう思いが伝わって来た人』と述べている。この38年は自分を磨き、同金庫のために尽力した年月だった。
「入庫後は本店営業課(場所は現栄町支店)に配属され、定期積金の集金をするのが主な仕事でした。毎日コツコツとやれば結果は出る、積み重ねが大切と信じていますので、他の人がお客様を1回訪問すれば、私は2回、3回と足で稼いできました」
まさに努力の人だった。入庫志望からは想像出来ない激変を遂げたのは、大きな二つの出来事から体得したことだった。入庫早々、某事業所オーナーに『期限の利益について述べよ』と問われた。何を言っているか分からず、勉強しなければ答えられないと感じ、自宅で机に向かう日々が始まった。今でもその姿勢を貫き、書物と向き合う。二つ目は結婚してすぐ、緒川支(東浦町)時代にそれを体験した。
「年が明けての初出勤日、1月4日のことでした。体調を崩した出産間近の妻と連絡が取れず、胸騒ぎがして帰宅すると妻が倒れていて、その日から1ヶ月半くらい看病のため欠勤しました。その事情を知ったお客様は「間瀬くんが可愛そう」と、私が働く支店に定期預金を移して下さるなどして預金額が全店で1番になったほど。多くの方から温かいお気持ちをいただきました。その時から家族は一番大切、家族のために働こう、仕事を頑張ろうと決心しました」
同僚も氏の担当地区の集金を助け、当時の支店長も休むことを快諾し、周囲の思いやりに包まれての期間だった。職場のチームワークが良く、支店長(榊原康弘当所前会頭)の下、『全店1番の店』を目指して、全職員が前を向いた。夜中の11時にもお客様の家を訪問することも当たり前で、誰もが一心に働いた。その当時の同僚たちは今では同金庫の役員に何人かはなり、現職となった氏の相談相手でもあり、良き仲間でもあるようだ。
「辛いことが沢山あったと思いますが、それを忘れてしまうほど楽しいことがいっぱいありました。正月には榊原支店長の家に行き、酒を飲みながら麻雀をし、仕事も楽しかったですね。資格取得を奨励されていましたので、銀行業務検定試験、ファイナンシャルプランナー等は取得しましたが、金庫のためと昇進思考はなく無欲で働きました。支店長時代は、部下が将来を描けるような金庫にするために、部下との会話を大切にし、汗をかき、知恵を絞ってきました」
同時に『あなた』と呼ぶより『名前』で呼ぶことが大切と、常務時代までは全職員630名の名前を把握していた。それも部下を思う気持ちの表れであろう。理事長就任は60歳を迎えた時だった。県内15信用金庫中で同い年の理事長は3名。若き理事長としての期待は大きい。同金庫が目指す『全員営業体制』の実現に取り組んだ。顧客先を回る営業マンだけでなく、店頭、後ろに控える事務職、全職員がお客様を気持ちよくお迎えし、お帰りいただくことが一番の営業であると語る。そのために挨拶の励行を図り、同時に報告、連絡、相談の重要性も説く。そして公序良俗に反する行動はせず、人格を高め爽やかであれと職員に望む。昨年10月には5年後に迎える創立100周年に向けて委員会を立ち上げ、地元になくてはならない信用金庫となる5年間とすることを誓った。
「face to faceの接点を充分に活かしながら、時代に応じた機械化・IT化で生産性・効率性を上げるために昨年9月にデジタルチームを新設し、相続対応も視野に入れました。また知多半島においても重要課題であるカーボンニュートラルの勉強会を始めました。課題山積の中でのスタートですが、色々な方との出会いを楽しみながら情報収集をしていこうと思っています。出来ることがあれば何でも手がけていこうと思います。また、私は地元亀崎で生まれ育ち、地元への熱い想いがあります。地元の皆さんと一緒に歴史・文化等を含めた『地産地消』を考えながら、地元発展に貢献したいと考えています。当金庫建設時も全て地元の方々にお世話になってきました」
この38年間、『お・い・あ・く・ま』を戒めとして心に記してきた。『世界の盗塁王』と称された元プロ野球選手の福本豊氏の人生訓であり、『おこるな、いばるな、あせるな、くさるな、まけるな』の頭文字から抜粋した言葉である。楽しいことがいっぱいで、辛いことは忘れてしまったと
語るが、『おいあくま』を密かに心に刻むほど、様々な場面を経験し克服して、楽しさに変えてきたのかもしれない。まさに努力の人であり、決心した道を歩み続ける人である。
●ちょっと一息●
半田商工会議所副会頭の話をいただいたのは、当金庫の理事長に就任してすぐのことでした。荷の重さに躊躇しましたが、他の役員と相談の上、その重責をお引き受けすることにしました。中埜・水野両副会頭にお教えいただきながら、松石会頭の黒子となり務めていきたいと考えています。地元金融機関の使命として、半田発展のための雇用創出、新
規事業者の起業を応援していきたいと思っています。
私が生きていく上で家族の存在は絶対です。理解ある夫、子煩悩な父親として過ごしてきたつもりです。行動は家族単位、土曜日は妻のお供で買い物、娘3人からは除け者にされることなく(笑)、いつも誘われていました。スポンサー目的かもしれませんね(笑)。妻の誕生日は忘れても、私には娘たちからプレゼントが届いていました。それは自慢です(笑)。今は孫と一緒に過ごすのが1番の楽しみで、半月に満たない孫をお風呂に入れるのも上手になりました(笑)。
1961年半田市亀崎生まれ、在住。84年愛知学院大学商学部商学科卒業。同年知多信用金庫入庫。本店営業課でスタートを切り、横須賀支店長、本店営業部長、営業統括部長、常務理事、専務理事等を経て2022年現職。2019年当所金融部会長、22年当所副会頭就任。
2023年1月30日(月)
いつも誰かが僕を導いてくれました。自分で作った味噌や醤油を使って飲食店をやろうと高校に入学しましたが、先生から「お喋り相手に適していると思うので、介護士は?」と薦められました。その頃は福祉関連の仕事はボランティア的なイメージが強く「ボランティア精神がある人と見られるのはいいな(笑)」とその道に進みました。介護の専門学校の先生に「先生に向いているから、現場で経験を積んで帰っておいで」と言われ介護施設で働きました。両親が共働きで、じいちゃん、ばあちゃん子の僕は利用者さんと話すのは嬉しくて、先生になった時に話せることをいっぱい作ろうと、毎日頑張り楽しく仕事をしていました。でも、その楽しさも長く続きませんでした。
母は25年前にアパートやマンション・戸建・事務所・店舗 ・駐車場・ 工場・倉庫など賃貸物件の管理会社を始めました。定年後に母の会社を手伝う予定だった父が突然亡くなり、母に導か
れるように家業に関わることにしました。入社したのは22歳で、それまで母の仕事に興味も持つこともなく、賃貸物件のことは何も知らず「違う世界に入ってしまった」と戸惑うことばかりでした。家賃滞納をした人に催促に行くと、身の上話を聞かされて僕も一緒に悩み、仕事の範疇を超えたお節介を焼いたりしていました。それを母が許してくれましたし、母は僕以上に関わってしまうこともあって(笑)。
希望を持って開業した人が家賃を滞納して退去していく姿を見て、衣食住の『住の仕事』は、人と深く関わらなければならないと実感しました。そこは介護の仕事とリンクする部分で、今までの経験を活かせるかもしれない、僕でも出来る仕事かもしれないとやりがいを持てるようになり、仕事が好きになっていきました。
当社は家主さんから物件をお預かりし、借主さんに一定のサービスをお届けし、家主さんの手を煩わせることなく家賃収入をお支払いするのが仕事です。そのサービスの度合いは人それぞれのようで、借主さんたちから「階段にゴミが落ちてるよ」「隣の部屋のカラオケの音がうるさいから注意して」「ビデオ録画が出来ないから来て」など、日常生活で気になることがあると連絡が入ります。即対応を心掛けているおかげで網戸の張り替え、鍵の交換、水道パッキンの交換など出来ることが多くなりました(笑)。クレーム処理は適職と思っていますが、僕の処理能力を超えるとちょっと言葉尻が強くなってしまうこともあります。でもすぐに「何て言えばよかったのだろうか」と自己嫌悪に陥り意気消沈しています。そんな繰り返しですが、借主さんと仲良
くなることで些細な情報(共有灯が消えているよとか)も入って来ますから、家主さん、借主さんとお話するのは大切な時間と思っていますし、とても楽しい時間です。興味を持たれる分野は様々ですので、どんな話にも対応できるよう、あちこちにアンテナを張っています。得意分野は芸能界全般です(笑)。
月1回ほどの家主さんへの訪問は、いかに楽しい訪問が出来たかがポイントと考えています。「いつ来るの?」「もうじき来るんだよね!」そういう連絡が増えていくのはとても嬉しいことです。もちろん仕事ですから楽しいことばかりではなく、会社存続のために死に物狂いで勉強した時期がありました。この業界は宅地建物取引士の有資格者が在籍することが必須です。勤めてくれていた有資格者の方が1年後に退職することになり、僕がその資格を取ることになりました。週2回の学校、仕事が終われば集中できる漫画喫茶で勉強し、40kg痩せました。今は戻っていますが(笑)。生まれて初めて本気になって勉強したので、ストレスがかかってしまったようです(笑)。
昨年11月に現在地に移転し社屋を建て、そのタイミングで僕が代表となり(母は会長に就任)気持ちを新たに日々邁進しています。会長の今までの経験や知識には及ばず、到底同じことは僕には出来ません。会長は真っ直ぐな人で、自分が決めたルールからはみ出ることはありません。それは尊敬すべき凄いことで、家主さんとの深い信頼関係もそこから生まれていると感じています。それがあったから長年、不動産会社の女性社長として務められたと思っています。ルールに縛られず、時には柔軟に、いい加減に対処するのが僕なんですね。会長といいバランスかなと思っています。
会長は相続や保険についてのスペシャリストです。僕は若さを武器に、トレンドや現状にあった提案ができるのではないかと密かに思っています。相続や保険、必要なこと全てのスペシャリストになるのが僕の目標です。そして、会長の担当している家主さんが「息子がいいね」と信頼して僕を担当者にと指名してくれたら僕の勝ちと思っています。その日に向けて毎日頑張っています。
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