2019年9月3日(火)
今回の訪問先「自然食品の専門店ビオ・ショップ半田」はJR半田駅の西側に店舗を構える。代表の岸田裕一氏は学卒後、自然食品販売会社に勤め、半田店の店長として配属された。その後、平成7年12月にフランチャイズで独立開業し、平成24年4月にはフランチャイズからも独立し、店舗名を「ビオ・ショップ半田」として生まれ変わり現在に至っている。
「ビオ」とは「オーガニック」と同じ意味で「有機体」、「無添加」という意味を持つ。そして店名に「半田」をつけた理由は地域に根付いた経営をしたいという岸田氏の地元を大切にする想いから名づけられた。店内には飲食料品はもちろん、洗剤・コットンタオル・衣料・空気清浄機や除湿器など非食料品を併せ18,000余りのアイテムが並び、生活する上で全てのものを揃えることができる。仕入先にもこだわり、誤って食品添加物などが入った食品を販売してしまうことがないよう、全て自然食品を取り扱っているメーカーからのみ商品を取り寄せている。
氏はもともと食品業界に携わりたいという思いを持っていたため、自然食品販売会社に就職した。自然食品について全く知識がなかったこともあり、日々必死に勉強するうちに自然食品の面白さを感じ始めた。また氏が20歳の頃、体調を崩し入院した経験がこの業界で生きていこうという決断に大きく影響する。入院中「人生健康が一番。健康でなければ旅行もできない、遊べない、自由に好きなことができない。」そう強く感じた。だから自然食品を通してそのお手伝いをしたい。縁があって知り合った人は元気に健康であって欲しい。そんな想いで日々お客様と接している。また、インターネットが発達している現代、消費者は簡単に情報を入手できるため、小売業にとってネット販売は脅威である。だからこそネットではできないこと、お客様と対面し、要望を直接聞いて、常にベストなものを提案し応えることを心掛け今日も店頭に立つ。
岸田氏は所属する半田ランブリングタウン協同組合の副理事長という顔も持ち、商店街の活性化のため、他の役員とともに事業を企画する。単組のイベントはもちろん、中心市街地の商店街合同の「まちなか賑わい創出事業」も積極的に企画を発案し、組織をリードする。またイベント企画主催者としても活躍する。5年ほど前に武豊町の蓮花院で「れんげマルシェ」を開催したところ好評で、同じく武豊町の堀田稲荷神社でも声がかかり「いなりマルシェ」を開催している。さらに「まちの駅 味の蔵たけとよ」では年5回のイベント企画を任され、イベント開催日は大変多くの人で賑わっている。
平日は自分の店舗営業、休日はイベントと毎日がとても忙しいが、地域のために毎日妥協せず全力で取り組んでいる。それも健康な体があるからこそできることなのである。
(取材者:竹内圭志)
住所:半田市北末広町113-2
代表者:岸田裕一
営業時間: 9:30〜19:00(平日)土9:30〜18:00(土曜日・祝日)
定休日:日曜日 TEL:23-3659
URL:http://bioshop.jp/
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)
2019年8月16日(金)
乙川の幹線道路沿いに、車椅子で入室できるスロープがある赤い屋根の一軒家に、就労継続支援B型事業所「ラスター」がある。
同事業所「ラスター」は、乙川新町と知多バス「上池」から徒歩10分の閑静な住宅街の中に、平成30年2月に開設した。
社名のアイディールは「理想」、事業所名のラスターは「輝き」を意味する。利用者が自分らしい理想とする生活を送り、さらに輝けるようにと思いを込めた。
代表者滝沢健氏は、東京福祉大学の学生時代、社会福祉施設の実習で重度の自閉症の障がい者に接した。同実習を通じて、「その障がい者は、普段知らない人には心を開かないが僕には心を開いてくれた。障がい者福祉の仕事に就こうと思ったきっかけです。」と振り返る。
大学卒業後、名古屋と半田の福祉施設(作業所)で13年間働いた。精神障がいのある人、知的障がいのある人、それぞれの支援経験を通じて、どのような障がいであっても「就労」を支援できる施設を作れないかと考えるようになり、友人2人と会社を立ち上げた。
同社の事業内容や潜在性が評価され、日本政策金融公庫と半田信用金庫が提供する事業性評価ローン「明日への道標(しるべ)」の第1号に採択された。その融資は、運転資金として活用した。
同社のB型事業所は一般企業への就職が難しい障がい者に就労の場を提出し、働きながら技能や知識が取得できる施設。作業内容は、中古服の検品やダイレクトメールのポスティング、自動車部品の組立てなど。半田市の他、常滑市や知多市、武豊町、南知多町等まで利用者の送迎を実施しているのが特徴。現在は、18歳から60歳までの25名が利用している。
今後は、就労継続支援A型事業所と生活介護事業所を開業することが目標。A型事業所は、一般企業への就職が難しい障がい者と雇用契約(B型は利用契約)を結ぶ必要があり、最低賃金を支払うため、より収益性の高い作業を受注しなければならない。
代表は「事業所と福祉施設が協力し、障がい者の「就労」をサポートできる関係を構築していきたい。また、地域に眠るニーズを掘り起こし、社会に貢献したい。」と言う。
(取材者:竹内稔晴)
住所 半田市乙川新町3-44、上池町1-46-2
代表者 滝沢健
TEL,FAX/26-1117
創業 平成30年2月
駐車場あり
営業時間 月〜金 10:00〜15:00
定休日 土・日曜日
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)
2019年7月26日(金)
「こんな高い化粧品誰が買うの?」POLAで働く奥 美貴子さんも美容に興味がなかった頃そう思っていた。そんな彼女がもう20年以上もこの美容業に携わっている。半田に住み始めて間もない頃、なかなか友達を作るのも苦手だった彼女は、この仕事でお客様から友達を増やしていった。ビューティディレクターとして勤め、その後ショップオーナーにキャリアアップするタイミングでPOLA THE BEAUTY半田中央店をオープン。来年の1月で7周年を迎える。
「肌はすぐに壊れてしまう。だけど治すのにはすごく時間がかかります。よく、シミが気になる、シワが気になるなどという声を聞きます。でも、土台となる基礎のお肌はどうなんだろう?
ふと考えてみてください。今のスキンケアの使い方、思い込みで、もしかしたら間違ったお手入れをしていないかな?どうなのかな?素朴な問いに私たちは一人ひとりに合わせた、お手入れ方法をお伝えしています。
また、多くのお客様にはショップでオールハンドのエステを体験していただいています。高価な商品を扱っているからこそ、お客様と向き合い、どんな肌になりたいか、商品に触れ、きちんと使ってもらえるものをご提案できたらと思っています。」
毎日会社へ行き、帰って来て家族の食事を作り、掃除に洗濯。やっと眠りについたと思ったらすぐ次の日。そんな女性にとって何かとストレスの多い毎日に、少しくらい自分にご褒美をあげてもいいのではないかと思う。日々の疲れやちょっとしたイライラも、エステで芯から気持ちよくなることで全てすっきりリセットすることができる。そうすれば穏やかな気持ちで日々を笑顔で過ごせるだろう。
POLAと聞いて何が思い浮かぶだろうか。訪問販売、高価な化粧品。いやいや、そんな先入観は捨てて一度お店に足を運んでいただきたい。良い香りのお店、癒しの音楽、リラックスできる店内。そんなくつろげる空間。
ステキな笑顔で美貴子さんが皆さまをお出迎えしてくれます。2人の孫がいるとはとても思えない美人カウンセラーさんですよ。
(取材者:井上さや香)
事業所名/POLA THE BEAUTY半田中央店
所在地/半田市柊町1-213-9 メゾンヒイラギ1階
オーナー/奥 美貴子
TEL/89-6633
☆スタッフ募集中☆
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)
2019年6月13日(木)
「大家さん」や「管理人さん」という言葉を聞いて、皆さんはどのような印象をお持ちになりますか。親から継いだ土地にアパートを建て、不労所得を得て悠々自適に暮らしている。私以外にもそんなイメージを抱いている方は多いのではないでしょうか。今回ご紹介する「フォーヴルモリ」代表・森 龍夫さんは、それを大きく覆す、入居者への熱き想いに溢れたビジネスマンのような方です。
名鉄半田口駅から東に200m程下った場所にある賃貸共同住宅「プライベート・フォレスト」等を管理する森さんは、昭和27年に岩滑で生まれ少年時代を過ごしました。東京で学卒後、商事会社に就職して様々な職種を経験され、そこで得た知識や経験が現在の共同住宅を管理する上での礎になりました。中でも清涼飲料水を担当していた時、取扱飲料に異物が混入される毒入りドリンク事件が発生。メーカーが容器キャップの仕様を変更したことで信頼回復に繋がり、そこから「安全は全てに優先されなければならない」という強い想いを持つようになります。また、同メーカーの理念にも感銘を受けて「入居者の健康と幸せを求めて住環境を提供する」という想いも大きく膨らみました。
実際に同住宅を見学させていただくと、随所に森さんの想いが反映されているのが分かります。玄関に設置されたAED、駐車場の子ども飛出し注意看板に確認用のミラー、夜間でも見やすいようにと新設したセンサーライト、自身の趣味を活かした災害時の通信手段として有効なアマチュア無線など、入居者の安全・安心を確保する設備が非常に多く見られました。
また、同住宅にはまだ目新しい電気自動車の充電設備、ファミリータイプには嬉しい専用物置と1世帯に駐車場2台分を完備、幼児が自分の家を間違えないように各玄関ドアの色を変えていること、入居者が自由に使うことのできる小公園とBBQスペースなど、ニーズに応じた設備や工夫が数多く存在するのも特長だと感じました。さらに、HP「ようこそ! プライベート・フォレスト」の公開や居住者とのコミュニケーションを図るため、森さん自身が編集発行している管理人通信「プライベート・フォレストだより」は年間50回を数え、想いをこまめに発信しているのも好感が持てます。
少子高齢化が進み、供給過剰で空き家物件も多くなっている現代において、選ばれる物件になるにはどうしたらよいかを日々追求しているという森さん。常に入居者目線で考え、安全・安心を最優先して入居者の尊い生命と貴重な財産を守るその姿は、一緒に「プライベート・フォレスト」という船に乗り合わせた人々の安全な航海を使命とする船長さんのようでした。
(取材:齋田哲資)
【住所】半田市岩滑東町4-158-1
プライベート・フォレスト101号室
【代表者】森 龍夫
【TEL】21-6796
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)
2019年5月24日(金)
半田インターから降りて青山方面に車を進めた最初の信号を南進すると見えてくるこの大きな看板!
今日も来店するお客さんの対応で祐士店長は大忙し。最近は家のリフォームやカーテンの買い替え、メンテナンスをして欲しいというお客さんが大変多く来店するらしい。
たくさんのカーテンが展示される店内に来ると、お客さんもイメージしていたものが変わったりするが、まずは「お客さんが求めているものが何か」を一番大事にしている。そこから得た情報から一番希望しているものをチョイスし、提案する。押し売りはしない。しかし、商品の特徴等を詳しく説明し、お客さんの気持ちに寄り添って話を進める。実際の商品を手に取ってもらい、質感などを見てもらう。お客さんのインテリアイメージに合ったものを提供できた時にはとても嬉しいと祐士店長は話す。一見、大人しそうに見える店長だが、カーテン選びから実際のご自宅にカーテンを設置しにいくまで全ての工程に携わる。「現在これだけ大きな店舗を構えるお店は少ない。先代からのこのお店を守っていかなくてはという思い、商品提供から設置までやれるような後継者の育成も必須。様々なことをクリアしていかなくてはという使命感が今の自分を動かしている。」
落ち着いた雰囲気の中にも心にはお店への思い、仕事への思いが熱く熱く感じることのできる魅力的な祐士店長に皆さん一度カーテンを選んでもらってはどう!?
住所:半田市青山4-6-3
代表者:鈴木祐士
創業:昭和62年3月
営業時間:平日:10:00〜18:00 土日祝:10:00〜19:00
定休日:木曜日
TEL:26-4633
FAX:26-4553
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)