2019年4月18日(木)
上池のほとりに佇む美容店。緩やかなカーブ道が続き、車では一瞬見過ごしそうになる同店でも、鮮やかでかつ爽快な看板が自ずと目に飛び込んでくる。店名の「蒼(そう)」は、間瀬尚久代表の出身地である亀崎の街を象徴する。街を取り巻く鮮やかな海、水面に映える爽やかな空、中心に広がる緑の山並み…。
間瀬氏は工業を営む両親の次男として生を受ける。2歳離れた兄は幼少の頃から家業を継ぐ気はなさそうでもあり、朧気ながらも自分が継ぐものだと意識し、工業高校への進学も考えたほど。いつも背中を追いかけてきた兄はまだ大学在学中。自分が先に社会に出る事になるし、決められたレールに乗るのはいつでもできる。今しかできないことをしたい…と、高校生の間瀬氏はいつの頃からか一筋の夢を思い描くようになった。当時から誰とでもワイワイ話すのが好きだった。人と接することを生業にできればと美容師を志し、高校卒業後は美容院で働きながら通信科の美容学校へ進学した。自分の人生に本気で向き合った充実した高校生時代だったと振り返る。両親も本当に驚いたことだろう。
とは言っても、間瀬氏の一番の応援団は両親だった。名古屋や地元の店で修業した後、いよいよ独立という話になった時、当時両親が経営相談をよくしていた半田商工会議所の経営指導員(故人)を紹介された。創業関連のセミナーにも熱心に参加し、経営者としてのイロハを学んだ。晴れて独立開業に至ったが、当時は修業時代よりも少ない給料、アルバイトスタッフも1名雇うのが精一杯など苦労は絶えなかった。
だが、持ち前の明るさと人好きの間瀬氏の性格が徐々に浸透して行ったのか、お客様がお客様を呼んでくれるようになり、遠くへ転居したお客様も時間をかけてわざわざ来店してくれるまでに。仕事で心掛けているのは、「髪型はお客様と一緒に創り上げていくこと」と自分自身は一歩下がった立ち位置で?施術者”?編曲者”に徹する。
これからは、「お客様のわがままを一つでも多く聞ける店」「お客様が心地よく帰っていただけるような店」を目指したい。最近は奥様も店を手伝うようになり、店の雰囲気も明るくなってきた。「一所懸命走り続けてきたからこそ、これからは家族との時間を大切にしたい」と語る間瀬氏。趣味はトレーニングジムに通うことだが、最近は高校1年生になった娘さんも付き合ってくれているとのこと。店名が象徴する爽快さ…それは人の心の豊かさに進化し、店を中心に一層広がり深まるように映るのである。 (取材:森 啓貴)
【住所】半田市一本木町1-4-1
【代表者】間瀬尚久 【創業】平成20年9月
【営業時間】10:00〜20:00 土・日曜日、祝日9:30〜18:00
【定休日】月曜日、第3火曜日
【TEL】29-3223 【FAX】29-3223
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)
2019年3月20日(水)
半田市生まれの大将は、親戚が料理屋を営んでおり、小学生の頃から『料理人になりたい』という想いがあった。そして、18歳より日本料理の世界に入り、お客様の笑顔に励まされ、料理を作ることに喜びを感じ、当たり前のことを当たり前にやることを心がけ、板前修業を積んだ。
お客様に対して気を使っていることをお聞きすると、「最高の料理提供はもちろんのこと、お一人お一人をあたたかくもてなす心を創業当時より大事にしております。」と、大将は笑顔で言った。
言葉どおり、創業して23年の店舗は、地元の方は勿論、遠方の多くの方に愛されているお店ということがわかる。その店舗が今年の春に移転をする。
「新店舗は落ち着いた雰囲気の和空間でごゆっくりとお過ごしいただける店となっています。」ここで、安心していただきたいのが、新店舗になっても美味しい味の提供は変わらない。コース料理や一品料理、お酒も多く取り揃え、会席コースや冬の時期におススメのふぐコースの窠六名物は健在する。
「日本の食文化は旬が活かされております。季節の最も美味しい旬の食材を使い、味付け・盛付けにこだわり調理しています。」窠六の食材や旬を活かし、彩り豊かに仕立てた料理は目で楽しみ・舌で味わい・香りで本能に訴え、手間を惜しまぬ和膳の数々を楽しめる。
昨今では、地元高校生と商店街の商学連携の協力にも尽力し、『醸す』やできる限り地産地消を取り入れた、新しい商品の開発に今後もさらに力を入れていく。「高校生と連携し、醸造文化に触れていくと、私自身とても関心力が増え、より多くの方たちに醸造料理の美味しさを知ってもらう機会に繋がっていると思います。」
季節の変わり目はもちろん、新しい商品を、お求めやすい価格でご提供できるように、大将は「料理に携わること、生涯現役」と発し、今日も研究を重ねている。そして、『お客さんの喜ぶ笑顔のためなら、手間を惜しまない!』という愛情が伺えた。
『おいしい和食を十分に楽しんでもらえるお店にしよう、自分がもっとお客様に気が付けるようにしよう』と、意識を高めることを決めた新店舗は、3月中旬以降OPEN予定ですので、皆様一度お立ち寄りいただき、愛情のこもったサービス・味を体験してみてはいかがでしょうか。
(取材者:中満信宏)
窠六(※情報は新店舗)
代表者/羽田洋志 創業/平成7年
営業時間/11:30〜13:30 17:30〜21:30 定休日/不定休
住所/半田市栄町4-101 TEL/24-6530
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)
2019年2月21日(木)
今回は、青山の神戸川沿い(青山記念武道館の西隣)にある吉田充税理士事務所をご紹介させていただきます。
同事務所は、愛知県内を中心に幅広く税務・会計業務を行っている。また、奥様が行政書士と宅地建物取引士の資格を持っているため、建設業の許可申請、NPO法人の書類作成や不動産の仲介業もされている。
代表の吉田充氏は、大学2年生の時に税理士事務所を開業したいと決意して、大学と同時に簿記専門学校にも通った。大学卒業後に大学院へ進学して卒業後、名古屋市熱田区の会計事務所で約4年間修業して、平成4年5月に開業した。
当時はバブル崩壊後であったが、金融機関への挨拶回りで顧問先を着実に増やしていった。開業して25年以上が経過した現在では、顧問先は北海道から沖縄まで全国各地に存在する。
今まで苦労されたことは、従業員と売上が数十倍に急成長した顧問先が数件あり、節税対応や経理事務職員の対応に苦慮されたそうです。
開業して良かったと感じることは、「開業当初からの顧問先と25年以上経った今でも継続してお仕事をさせていただいており、経営は順調でお客様との交流が続いていること」と語る。また「1年でも長く仕事をして、お客様の経営のお手伝いをすること」と今後の目標を語る。
私が感じている吉田氏の良さは、とても明るく朗らかで、分からない経理のことを質問しても、難しい専門用語ではなく、初心者でも分かるやさしい言葉で分かりやすく教えてくれ、1つ質問したことに対して、関連する内容を教えてくれることです。
毎月第1土曜日に無料相談会(午前10時〜12時【要予約】)を開催しているので、お困りごとがある方は、是非ともお電話してください。
少なくとも、70歳まで現役で目標に向かって頑張りたいと思っている今後の吉田氏の活躍にご期待いたします。
(取材:米持三幸)
創 業/平成4年5月
代表者/吉田 充
所在地/半田市青山4-28-10
TEL/24-0323
営業時間/8:30〜17:30
定休日/土曜日・日曜日・祝日
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)
2019年1月24日(木)
体のだるさ、コリや痛みを持っている人は必ず体の歪みを持っています。歪みを持っている部分的に負担がかかってそこが痛みやコリなどの不調につながっていきます。また血行が悪くなり、リンパの流れも崩れ、自立神経の働きも悪くなります。つまりだるさ、コリや痛みはこの歪みが原因なのです。だからコリや痛みのあるところをターゲットに施療しても全く良くならないのです。だるさ、コリや痛みどころか、気づいていない悪い場所さえも一緒に解消していくのが「へるしーらいふ・てらした」の根本療法なのです。
コリや歪みは生活習慣で作ってしまい、せっかく整体をして良くなっても、すぐに元の悪い状況に戻ってしまい、整体をするだけでなく、本当の健康を手に入れるまでをプロディースもしています。具体的には毎日特別なケアをしてリセットをして悪い状態に戻らないようにすることを提案しています。整体をすればするほどよくなっていき、そして最後には整体をしなくても、特別なケアをするだけで良い状況が長く続くようになり、そこまでの道のりまで面倒を見てくれます。ゴールは自己治療力や回復力が正常になって、病気になりにくいし治りやすい、だるさやコリが起こりにくくて治りやすいようになる。それを「根本改善」と称してお客様の健康づくりをお手伝いしています。
初診の方にはお客様の状態と「どのようになりたいのか」をしっかり聞いて、当院の施療法と良くなっていくまでのステップを説明して、納得してもらってから施療するようにしています。施療もゆらゆらと揺らしながら、それなのに硬さやコリが取れその効果の高さに驚かされると思います。秘密の道具も使い、想像を超えた効果を、確実に分かるように確認してもらいながら、嘘のないことを感じてもらうように考えています。
美容はそれを一歩推し進め、スタイルアップや小顔効果だけでなく不調まで改善していく効果重視の安全な施療法です。その効果は想像以上となるでしょう。もちろん女性でも受けやすいように優しい奥様が担当です。また院長は施療院の隣の常設道場で空手も教えています。空手をしていてけがをしたり仕事で無理をして不調になったこともあり、お客様の不調を自分に置き換えて、気持ちに寄り添った施療をしてくれます。そして今でも十分と言われながらも、さらなる高みを目指し東京に大阪にと勉強を欠かさない院長です。バイク好きで家族を大切にする院長と、黙ってついてきてくれる優しい奥様がこれからも誠意を込めて接していきます。
所在地 半田市成岩本町3-45-3
代表者 寺下晃矢
創業 平成14年
営業時間 平日10:00〜22:00 土曜日9:00〜18:00
定休日 日・祝日
TEL (0569)26-0071
URL http://www.healthy-terashita.com/
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)
2018年12月10日(月)
四国香川県木田郡出身の西丸当造氏は1949(昭和24)年3月生まれの69歳。1957(昭和32)年、小学2年の8歳の時、両親とともに半田市山代町へ移住。両親は入植者として土地開拓に勤しんだ。未開拓であった新たな居住地から最寄りの成岩小学校までは歩いて1時間半程。往復3時間を要する通学であった。
双子兄弟の弟であった当造氏。中学卒業時、兄弟で異なる職業の選択肢を母から与えられ、当造氏の今に至る55年の生業となる自動車整備の仕事に従事する。当時は勤め先で住み込みしながらの下働きの時代。丁稚奉公として市内住吉地区の整備会社に勤務しながら先ずは自動車整備士3級の取得から始まった。当時の商慣習にならい、運送業や整備業、溶接業の企業を渡る。取得した資格は整備士の上級、自動車検査員、免許は大型自動車1種・2種、けん引、大型特殊等多種にまたがる。勝気な人柄の多い客先・相手先に「なめられてはいけない」という自負が自身の武器となり、生きていく糧となった。
1972(昭和47)年、23歳で独立。1台の電溶機を抱え、溶接業での経験を活かし、自宅敷地内にあった農機具小屋を“手づくり”の工場へと改築。整備業としての仕事を開始した。
当時から今に至るまで一貫しているのは地域の個人のお客様を取りにいかないこと…。産業用車両、大型車両の整備に特化し続けている。開業から35年間、客先の運送会社、大型車のディーラーに出張しながら、技術と経験で信頼関係を醸成。11年前、敷地内に大型車対応の建屋、検査機器を備えるに至った。近年は大型車のディーラーを介し、建設機械レンタルの大手企業との直接関係を構築。知多、名古屋南部、西三河地域周辺の5店舗ほどの車両整備を一手に担い、月間の車検対応は相当数に上る。
夫人のまゆみさんとの間で子息子女は4人に恵まれた。うち長男、次男、長女が家業に携わり、事業承継も担う。長男の夫人も家業に就きながら、検査員等の資格も取得。まさに家族全員で西丸自動車を支えている。2年前の秋にスタートした2棟目の工場新築プロジェクトは本年6月、既存工場に隣接するかたちで新たな建屋が竣工。11月初旬、自動車検査機器の要となる検査ラインの下部機械も設置され、2基の検査ライン体制へと機能も強化された。
「息子の代となるが、30年後は心配だよ…」。整備業界全体は、後継者を取り巻く課題やディーラーによる“囲い込み”の流れがますます加速し、地域企業は足腰の強い経営が求められる。最も大切な、働く人とその働きを最大限高める設備投資に、当造氏の持つ、家族で家業を守り切り開く強い意志が垣間見える。
(取材者:小柳 厚)
所在地/半田市山代町
TEL/0569-21-5673
創業/昭和43年
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)